佐藤康行に焦点を合わせる(2/3)~研究員自身の受講体験~

※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです

もし、私はあの時、佐藤康行という人物に出会わなければ、今頃、自分の真我に満足して「素晴らしい講座だった」で終わっていたかもしれません。

ひと通り受講し、この後はどうするものだろう・・・?と考えていた時だったのです。
どこまで受講すれば、卒業なのだろうか?
この後はどうしたらいいのだろうか?

宗教の場合だと、どこかの支部に所属になり、組織に組み込まれすぐに活動をすることになるのだけれど、ここは勿論、宗教団体ではなく、また、組織活動をしている様子がありません。

地域の少人数の会(友の会)もあるようですが、参加を希望しなければ、強力なおすすめもありません。
当時はそのように感じていたのです。

しかし、全く真我の本当の意味を理解していなかったのです。

これは、ただ単なるセミナーではありません。
自分の中にある「本当の自分」の覚醒であり、それは、どこまでも無限なのです。

これは、自分の人生そのもので、生涯かけて追及していくものなのです。
自分の人生を、そして、自分の愛する周りの人を幸せにするためのものであり、100%自分事だったのです。
勉強や習得するような、そんな種類のものではなかったのです。

私は幸運なことに、丁度この時期に佐藤康行という人物に会い、佐藤康行のやっていることを見、佐藤康行の話を聞くことができました。
そして、真我の何たるかを知り、そして、真我の覚醒がどれほどの奇跡を起こすのか、そして、真我の追及とはいかなることを言うのかを目の当たりに見ることができたのです。

自分でどこまでの体感を持ったとしても、一瞬、大きな奇跡が起きたとしても、それは、どこまでもいっても「自分の思っている真我」でしかないわけです。
それが、五感で認識することしか出来ない、私たち人間の限界とも言えるものなのだと、佐藤康行という人物を知った時、私は思い知ったのです。

そして、それから私の真我への追及は、腰を据えての追及となります。
そして、それにふさわしい出来事が、また、私の身の上に起きてきたのです。

 

私は、受講前から小さな会社を経営していました。
社長は友人がやったり、自分がやったりしていましたが、実質の経営者は私でした。

もともとその会社は、前の宗教を脱会し、志を同じくした数人でやっていた会社でした。
ですから、真我開発講座をを受講し、さらに追及するチームと、真我というものを受け入れられないチームと、その時に二つに分かれました。
即ち、会社が二分されたのでした。

これは、私にとっては「お試し」のようなものでした。

これまで、苦楽を共にした仲間との別離とも見える出来事。
思いもよらなかったことでした。
その時は本当の苦しい思いをしたのですが、今から見ると私にとっては大きな意味があったように思っています。

それは、前の宗教団体から脱会をしていたのですが、まだまだ洗脳がとけていなかったのでした。
その洗脳を解くための大きな出来事だったということがよくわかります。

自分では、とっくに洗脳など溶けている様に思っていましたが、なかなかマインドコントロールされていた「考え方」というものは、簡単には無くなりません。
特に、「良きこと」と思える教えは、知らない間に深くしみ込んでいして、その目で、その考えで、知らない内に真我を受け止めてしまっていたのでした。

しかし、このことをきっかけに、さらに、真我に踏み込む事になったのでした。
そして、数年たって見てみると、結局は何の問題もないことでした。
二つの会社にし、それぞれの会社を経営していくことになったのですが、結果としたら双方の会社がさらに発展したことになったのでした。

真我の追及を一番にすると、さらに会社は成長していきました。
しかし、まだまだ本当の意味で、真我の追及の意味を、そして、真我で生きるという意味をわかってはいませんでした。
まだまだ浅い捉え方をしていたのでした。
自分にとっての真我だったのです。

ある時を境に、残って一緒に真我の追及をしていた社員も、全部会社をやめることになりました。
そして、わたし一人になったのです。

結局は、宗教の仲間で作った会社の中には「依存」という気風が残っていて、お互いにそれが苦しくなってしまったのでした。
この時が、本当の意味で、宗教のからの脱却だったのでした。
やっと、ゼロになった気持がしたのでした。

すでに人生60年近くを終えてしまった私は、「本当に自分の人生ってなんだったんだろう・・・」
そう思わずにはいられませんでした。
何故、自分はこんな風に生きてきてしまったのだろう。

誰も答えてはくれません。
しかし、どうしても答えが欲しかったのです。

「その答えは、佐藤康行のもとにしか無い」
そう確信していた私は、さらに、踏み込んで行きました。

 

私は、ついに自分がやってきた宗教活動に大きな結論を出す時がやってきました。
話は前後しますが、洗脳については少しお話ししたかと思います。

洗脳が溶けれれば溶けるほど、自分がやってきたことに目を向けざるを得ません。
例え、騙されていたとしても、自分自身がやってきたその罪深さに目を向けざるを得ません。

私が自分が所属していた宗教団体の被害者だと思っていた時は、まだ良かったのです。
しかし、ある時、私は被害者ではなく加害者だったんだと気づきました。
これは苦しいことでした。

本当の自分を知れば知るほど、宇宙の法則を知れば知るほど、自分のやってきたことをについて、どう決着つければいいのか。
多くの人の心を迷わせ、多くの人をそのままにしたまま、自分だけが救われてそれでいいのか・・・?
私の罪はどのようにしたら償うことが出来るのか・・。
深い罪悪感が、自分を攻めます。

一方、私は佐藤康行が本物だと思えば思うほど、そう思う自分が信じられませんでした。
何故なら、イミテーションのダイヤを本物だと信じた自分が、過去いたからです。
ダイヤを見る目がない自分が、いくら本物だと思っても、その思っている自分自身が信じられません。

それなりに踏み込んではいましたが、でも、距離を保っていました。
佐藤康行は疑いようもないのだけれど、自分自身が信じられ無かったのです。

しかし、それも苦しいことでした。
どこか中途半端なことは自分自身が一番知っているのです。

自分自身、身の置き所のない気持ちになっていました。
どこにいても、心をどこに置いたとしても、苦しみがとれません。
自分から目をそらすことも出来ず、さりとて、自分自身に正面から向き合うこともできません。

一歩も進むことも、下がることも出来ませんでした。
正直、死んだほうがましだと思いました。
今まで、幾度となく、死ぬほど苦しい経験をしてきましたが、この苦しみは人生最大のものでした。

ある時、佐藤康行に自分の心の苦しみを吐露しました。
そんな私に、佐藤はこう言ってくれたのです。

「闇も光なんですよ。
闇が光になるのではなく、闇も光なんですよ。
それを真我寂光の世界と言います」

「誰とやっていると思うのですか?
佐藤康行とやっているのですよ。
だから、大丈夫です!」

その時、私は「救われた!」そう思いました。
この深い深い闇が光であるとしたら、だったら、この闇の中をもう少し進んでみよう。
前に一歩でも進んでみよう・・・。

そんな気持ちになったのです。
涙が止まりませんでした。
次から次へと涙が出て、しばらく涙が止まることがありませんでした。

 

私は、一つの山を超えた後、冷静に自分の心見つめられるようになりました。

「自分の人生、これでいいのか?
あと何年生きられるのか・・・。
このままで死んで後悔はないのか・・・・。」

「80歳まで生きるとして、後20年。
50歳から60歳の十年はあまりにも早かった。
これからの20年も、あっという間に終わるだろう・・・。」

「いろいろな経験もし、ここまで来られた。
確かに、今なら幸せな人生とも言えるし、多くの人に感謝もしている。
しかし、これだけで終えて後悔はないのか・・・。」

私の中で、佐藤康行は本物だという確信が揺るぎないものになっています。
佐藤康行こそ、求め、探していた聖人だという確信は、すでに揺るぎないものになっていました。

偽物の宗教に命を懸けてきた自分。
では、今、本物に出会ったと確信している自分は、それ以上に命を懸けているのか・・・?

知らず知らずに自分に問いかけている自分がいます。
自分を守ろうとしている自分。
「何を守ろうとしているのだろう・・・?」それさえわかりません。

表面は幸せだけれど、心の奥の奥では悶々としている自分がいる事は無視出来なくなりました。

人生のすべてを、ここに懸けてみたい気持ちと。
自分を守りたい気持ちと・・・。

理屈では解っていても、未踏の地を踏みだす勇気が出ない。
その勇気の出ない自分が歯がゆくも情けなくも感じる。

そして、ある時、「えいやっ!」と決めたのです。
仕事を辞めよう!
全てを、人生の全てをこれに懸けてみよう!

佐藤康行の古いテープの音声をパソコンに取り込み、毎日、佐藤康行を研究するブログを書き、佐藤康行の講座、講演会をおっかけました。
私の毎日は、佐藤康行一色になりました。

やればやるほど、確信は強まるばかりです。

人類が求めていた人。
キリストも釈迦も超えた人が目の前にいる・・・・。
自分でも信じられないけど、現実だ・・。

「よし!やるぞ」
そう思ったのですが、これからどうやって食べていくかは全く考えていませんでした。

踏み込んだ後に起こった出来事・・・。
それは、次回にご紹介いたします。

つづきはこちら


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4.体験談集(取材録)
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