※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです
佐藤康行がレストラン経営をしている時代、従業員教育にはかなり力を入れていたようです。
その時代、現在の真我開発講座の前身とも思える「やる気塾」なる講座を、すでに佐藤は従業員にやっていた訳です。
この講座は、勿論、佐藤康行オリジナルの講座です。
さて、その内容は一体どんな講座だったんでしょうか?
「やる気塾」は、その名前の通り、受講するとやる気が出てくる講座です。
そして、何より大切なことは、この講座を通して、トップである佐藤とのピント合わせをやっていたということです。
トップである佐藤とピントが合わないと、どんどん仕事が苦しくなってしまうので、専務であろうが部長であろうが、佐藤以外のすべての従業員が受講していた講座でした。
この講座の方法は、紙に書く講座ではなく、佐藤の前に行って「仕事とは○○を○○する事です」などと言うのです。
すると、佐藤から「本当にそれでいいのか?例えば○○の時などはどうするんだ?」などと質問をされるのです。
答えられないと、もう一度自分の席へ帰って考えてみます。
そして、それを何度も何度も繰り返し繰り返し考えさせて、本当に大切な事を絞り込ませていくわけです。
従業員は、佐藤のところに通いながら、自分自身を追及してきます。
そして、ついに、自分自身の本質まで掴めてくると、佐藤から「OK!!」と言われ、そこで握手をするという講座でした。
従業員は、自分から出てきた自分の言葉に感動して、泣き出してしまっていたようです。
後年、多くの従業員から「あれだけは忘れられません」などと云わせた、感動に震える講座だったようです。
佐藤は、この当時から教育にはお金を惜しまなかったようです。
従業員の心を開発するのに、お金を惜しまなかったという佐藤の姿勢が、「くいしんぼう」を飛躍的に大きくさせていた要因であったのです。
この出来事は、佐藤という人が良く分かるエピソードのように思います。
そして、この講座が、やがて多くの人の人生を変えていく「真我開発講座」へと進化していくわけです。