佐藤康行「超現実な出来事」

※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです

佐藤康行は「神」の話から「日々の現実」まで、ワイドな人です。
「悟り」などという、目に見えないテーマにもサクサク答えたかと思うと、目の前の些細かと思われるような現実にもしっかり目を向けます。

今日のお話は、4年ほど前の話になると思います。
YSコンサルタントで、佐藤康行を囲んでの勉強会での出来事です。

スタッフが、世界的な有名なホテルのゴールドスタンダードの話をしました。
いわゆる「お・も・て・な・し」の心の話です。

そして、佐藤が登場し、いよいよ勉強会スタートです。
佐藤の話が始まりました。
私も緊張して、ノートを広げ、佐藤の話に耳をかたむけながら、メモを取り始めたその瞬間です。

バッッシャ ン!
佐藤のテーブルの前にあった水が、ひっくり返ったのです。
佐藤にかかる勢いで、水がこぼれました。

「あっ!!」
と、多分全員思ったと思います。
私の脳裏には、スローモーションのようにその時の光景が浮かびます。

佐藤の前に座っていた、岡田社長がぶっ飛んで佐藤に走り寄りました、
数名のスタッフも走り寄り、岡田社長の指示に従い、コップを起こし、オシボリでテーブルをふき・・・・・。
あたふた・・・・・・。

私の心もアタフタ・・・・。
私は前列の横の方に座っていたのですが、一瞬腰を浮かしましたが、スタッフが動いたので
「私の出る幕ではないな」と思い、その場に座って様子をみていました。

そして、落ち着いた後、おもむろに佐藤はこう言いました。

「私の前の水がこぼれた時、皆さんは何を思い、どう動かれましたか?」
「ひとりひとり、発表して下さい」

ひとりひとり、その瞬間どう思ってどんな動きをしたのかを発表しました。
全員、思ったことも違えば、行動もそれぞれでした。

佐藤は

「私は今、わざと水をこぼしました。
水がこぼれて、大切なお客様の膝にかかるかもしれない・・・・その瞬間、どう動いたか・・・・。それがあなたの全てです。

私のことを気にしてくれた人。
こぼれた水を何とかしようとした人。
全く動かずに座っていた人。
大切なことはどう動けるかです。

こんなことで驚いていては甘いです。
ある程度の経営者ならこんな事はやりますよ。
経営者は厳しいですよ」

私は身の置き所のない恥ずかしさで一杯でした。
とっさの一歩も動けなかった自分の行動が恥ずかしく、穴があったら入りたいような気分を、ありありと思いだします。
私はその日、心と行動の一致がいかに大切かという事を、自分自身の行動を通して理解し、すぐに動ける人間になることを決意しました。

佐藤はやはり一貫して「教える」のではなく、私達が身を持ってわかるようにしてくれてる・・・。
そんな、超現実派なのです。

 


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3.佐藤康行の逸話紹介
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