佐藤康行inロサンゼルス物語2

※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです

焼山は、ロサンゼルスに戻って、早速講座の呼びかけをします。
何人かの方が受講してくれます。。

しかし、彼女の中には迷いが生まれます。
「これでいいんだろうか?」

焼山は、幼いころから、自分に自信が持てない所がありました。
その自分が、自分を苦しめます。

まさにフイルムとスクリーンそのままです。
そのような現実が、目の前に顕れてきます。

それまでの彼女の生活は、生まれ育ったある宗教の教会のお金で賄われていたのです。
「違う事やっていて、信者のお布施のお金を貰っての生活は、違うんじゃないの?」

こうして、彼女は収入を断たれました。

また、着の身着のままで借りていた、ロスでの一部屋からも、出ていかなければならなくなりました。
こうして、彼女は住むところもなくします。

アルバイトで食いつなぎながら、彼女は目の前が真っ暗になった気がしました。
「きっと、私が駄目なんだ・・・・。私に能力がないんだ・・・・」

何とか、次の部屋のめどがたち、荷物を整理しながら2013年のクリスマスを迎えます。
アメリカのクリスマスは、皆、家族で賑やかに祝います。
彼女は、改めて、「私はアメリカでは、たった一人なんだ」と、自分の孤独をひしひしと感じます。

クリスマスからお正月に向けてのこの時期は、講座を計画しても受講生を集まらないな・・・・
だったら、いっそ日本へ行こう!
佐藤康行に会いに行こう!

なけなしのお金で日本行きの空港券を買い、彼女はただただ佐藤に会いたくて、ただただ、佐藤の声が聞きたくて、日本へ向かいます。
「学長、焼山、辛くて日本へ逃げ帰ってきました」

佐藤康行は、そんな焼山を暖かく迎えます
「焼山さん、私はあなたを大したものだと尊敬しているのですよ」
その佐藤の温かさに、焼山は泣きます。

それから、約2カ月の間、焼山は佐藤の講座全てを受講します。
佐藤の言葉、佐藤のエネルギー、佐藤の愛を全身に受け、みるみる生き返っていきます。

そして、いよいよ日本を去る日が訪れました。
焼山は、この佐藤康行の元を去ることが、何より寂しいと思えました。

焼山の佐藤への最後の質問です。
「学長、本当に有難うございました。私は明日、いよいよ日本を発ちます。
アメリカで私がやっていくのに、何を一番心したらいいのでしょうか?」

佐藤康行は、焼山をじっと見てこう言いました。
「焼山さん。焼山さんには、私の大切な言葉、ガンジーの言葉を贈ります。」

「自分の道が正しいと思ったら、たとえ、死んでもその道を行きなさい」



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