※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです
佐藤康行が倒れて、10年がたちます。
10年前までは、佐藤康行以外、真我開発講座の講師はいませんでした。
当時は、佐藤康行以外が真我を開発できるとは、考えてもいませんでした。
佐藤が倒れ、佐藤が病院のベッドの中で全く動く事が出来ない。
しかし、すでに予定している講座が数日後には迫っていた。
佐藤康行以外の誰かがやるしかない・・・・・・。
そして、佐藤以外の数名がやることになったのです。
病院のベットの中で、初めて自分以外の人が真我開発講座の講師をやるにあたり、佐藤が何度も繰り返し言った事は何だったのでしょう?
当然、当時、佐藤の講座を継承される側も、予想外のことで、何をどうしていいのか分からず、さぞかし不安だった事だろうことは想像できます。
その人に佐藤が何時間もかけて、繰り返し繰り返し「この事だけは守って欲しい」と言った事があったのです。
それは、「自分がやっていると思うな」
その一言に尽きました。
それは、佐藤康行がひとり、ずっと守り続けてきた事だったからです。
それだけは、絶対、守り続けてきた一番大切なことだったからです。
真我開発講座の講師をやっていると、目の前で奇跡のようなことが次々と起こります。
「佐藤先生、先生のおかげです」そう手を合わせる人も、過去に多くいました。
しかし、佐藤は一度としてそれを自分の力と思った事はありませんでした。
「自分に凄い力があるのではないか?」
そう思いたい、人間心の誘惑には絶対負けませんでした。
そうやり続けてきた佐藤だからこそ、一番の人間の魔境ともいうべき誘惑がいかほどのものなのか、痛いほど知っているのです。
だから、講師を継承する時、何度も何度も繰り返し言ったのです。
自分がやるのではない
自分はやらされているだけ
10年前に数名に継承された講師も、今や全国に、そして世界に。
世界中で多くの人が真我開発講座やサンタ営業の講師として活躍しています。
また、これからは真我医療療法士としても活躍も期待されています。
世界中に佐藤康行の分身ともいうべき人がますます増えていくに違いありません。
絶対、誰にもやらせなかった佐藤康行が、今や惜しみなく手の内を全て継承してくれます。
佐藤は決して自分ひとりのものにはしません。
だからこそ、佐藤が守り続けてきた事を、守り続けなければならないのです。
大切な事はそこであると、そう思うのです。