佐藤康行(経営者として)

※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです

佐藤康行は、セールスマンとしては、多分、今だ誰も到達しない境地にまで到達しました。
その結果、売れて売れて仕方がないところにまでいったのです。

そればかりか、その方法を伝授することで、全く売れないセールスマンに「やる気」と「販売できるまでの実践的な方法」を授けることが出来たのです。
それは、佐藤康行が見いだした方法を使えば、誰でもトップセールスマンになれるということの証明でした。

「営業とは、自分の心を開拓する事」
「営業とは全てが見込み客から出発する」
これらの、佐藤の言葉に代表されるように、従来の営業の考えとは全く違ったものの見方、やり方を、自身の営業成績で実証したのでした。

そして、いよいよ念願の自分の店を持つに到ります。

北海道から、体一つで集団就職で出てきた少年が、東京のど真ん中に自分の店を持った。
すでにその事だけでも、凄い事だと思うのです。

佐藤は時折、自身の話をするときに「私には一番合わなかった仕事」と、この時代の事を表現する事があります。
「何故、自分に合わない事をやったのですか?」という質問には「しかし、合わない仕事でも70店舗までにしたのですよ。凄いでしょ?」などと言う事を言いますが、本当にこれは凄いことだと私は思うのです。

佐藤は受講生から、よく「私の今の仕事は本当に私の使命なのでしょうか?」という質問を受ける事があります。
すると佐藤は「迷ったら近づけ」と言います。

自分の使命、天命かどうか分からなければ、ある期間を決めて、徹底的にやってみたらわかるというのです。
それは、この自身の経験から出た言葉ではないのかと、私は推測するのです。

営業の時代と経営の時代。
佐藤康行にとっては、どこまでも走れた時代と、摩擦を起こしながら進んだ時代。
この両方が、佐藤康行にとって大きな役割をしたように思えます。

強い鋼を作るには、熱く真っ赤に焼いて、冷たい水で一瞬に冷やすように・・・。
この摩擦の苦しみの中から、佐藤康行は次の時代へと大きく生まれ変わったのです。

外から見たら、佐藤は経営者として成功の中にあったとしか見えなかった事と思います。

佐藤自身も勿論そのように思った時もあったと思います。
店舗が増え、どんどんと拡大する事業の中で、ある意味、楽しさも幸せも十分味わった事と思います。

しかし、その、この世の幸せと、深い部分で望んでいる自身の天命とも言うべきものとのズレが生じた場合。
それを感じながらも、事業を拡大したがゆえに、後戻りできない状況の場合。

佐藤康行はその苦しみを死ぬほどの思いで味わうことになるのです。
そして、佐藤康行が佐藤康行として生まれ変わる時がやって来るのです。


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3.佐藤康行の逸話紹介
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