「刑務所での講演」

※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです

佐藤康行が刑務所で講演に行った時のことです。
刑務所で講演をするのは、牧師か僧侶くらいのものですが、佐藤は以前から刑務所で講演をしてみたいと思っていたのです。

700名ほどの受刑者がいる刑務所で、収容されているのは暴力団の組員が大半でした。
覚醒剤や殺人犯などの犯罪を犯した人が収容されていました。

全員が受刑者服を着て丸坊主です。
女性の姿は勿論、一人もいません。

教壇に佐藤がたつと、全体が灰色のの雲のようなものが見える感じがして、奇妙な雰囲気でした。
佐藤康行はその雰囲気を吹き飛ばすつもりで、思いっきりの熱弁をふるいました。
全身汗まみれになるほどです。

通常だと、受刑者は講師の話をあまり聞かないそうですが、佐藤が話している最中、食い入るように佐藤の話を聞いています。
そして、感動の感想文を送ってくれました。

その一部をかいつまんで、ここにご紹介します。

「刑務所感想文」 M・H
講演を聞いて、本当に感動いたしました。
私はこの講演を聞きながら、自分に問いかけました。

私は今まで、周りの愛すべき人を裏切り、迷惑をかけ、どれだけ不幸にしてきたかわかりません。
本当に自分勝手なことばかりしてきました。

いつもここにお世話になっている間は、今度出所した時は絶対やらないぞと思いながら出所するのに、また、何度もここでの生活です。
そのたびに、娘や父母に心配をかけ、迷惑をかけ、さみしい思いをさせてきた大馬鹿野郎と講演を聞きながら思いました。

家族を大事にしなやつは、と言われたとたん、頭を何かで殴られた感じでした。
自分が悪いのです。
いかに自分が家族を不幸にさせ、心配させているかの現れだと感じています。
(中略)

私は本当に先生の話の通り、これから家族を絶対大事にしていく事を決めました。
本当にいい話をありがとうございました。

私も頑張り、私の周りを幸せにすることを考えながら、生きていこうと思っています。
本当に佐藤先生、目が覚めました。
頑張ります。
本当にありがとうございました。

佐藤は言いいます。
失敗をしている人、悩んで知る人、苦しんでいる人、病気の人のほうが救われやすいと・・。

ちょうど振り子の振幅の度合いが大きいと、それだけ気づく振幅も大きいのです。
何も問題はないと考えている人は、振り子が動きません。

親鸞聖人が「善人なおもて救われる、いわんや悪人をや」と言っています。

佐藤は刑務所の所長に、のちに電話で、出きればマイナスのコメントをお願いしたいと言ったら、反発や反論は一切なく、すごくよかった、感動したという意見ばかりだった。
こういうケースは珍しいと言われたそうです。

たった、一時間で受刑者たちは変わったのです。


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3.佐藤康行の逸話紹介
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