かぶせないための7つの法則「法則その3」

※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです

かぶせないための7つの法則とは次の7つです

1、問題は解決しなくていいい
2、相手のことはわからなくていい
3、「正しい」と思うことをするな
4、人は変わらなくてもいい
5、反省をしないこと
6、「願い」も「望み」も持つな
7、あなたの防衛本能をとれ

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法則その3
「『正しいと思う』ことはするな」 第1話
C男はまじめな性格です。
そして、自分の信じる道は貫く性格です。

両親から幼少時に「悪いことや人に迷惑をかけてはいけないよ」と躾られてきましたし、
勿論、学校の先生からもそのように言われて、素直に、人には迷惑をかけないよう、物事はやり遂げるよう、そう思って生きてきました。

ですから、決められたことやルールはきちんと守ってきました。
勿論それは当然の事だと思っていました。

学生時代の部活も、部活特有の上下関係をしっかり守り、部活にも心から打ち込んできました。
そのように、彼は、良識人でもありましたし、常識人でもありました。

ですから、テレビで戦争や災害などで、いわれない被害を受ける人をみると心が痛み、政治のあり方や社会に対して、時には、いらだち感を持つのでした。
「このやり方は間違っている・・・!」

また、社会のルールなどを平気で破る人に対しても、何か腹立たしいものを感じるのでした。
電車を割り込んでくる人、交通ルールが守れない人。
そういった人にも、腹が立つのでした。

そんな彼は、順当に社会人になり、会社内でもそれなりの評価を得ていましたが、ある時、「自分の人生これでいいのか?」「人生がこのまま終わってもいいのか・・・・?」そんな疑問が心の中に湧き、彼は会社を辞め独立したいという気持ちが心の中に芽生えます。

しかし当時、彼は妻も子供もあり、本当にこの先、安定的な収入を得て、妻や子供を安心させてやれるのか、自分には独立してやっていける力があるのだろうか・・・・。
それを思うと、簡単には決心が出来ないのでした。

しかし、そうこうしているうちに、会社内でどうにも納得できないことが起きました。
どうにも承服出来ない、納得でいない事が会社内で決まり、真向から反対した自分の意見は取り上げられませんでした。

会社に裏切られ、失望をした気持ちになったC男は、これは辞め時だと思い、これを機に会社を退社。そして、新しい事業を始めることにしたのです。

その事業をなんとか成功させようと、彼は必死で努力をしてきました。
事業をやっている人の中には、信じられないことでも平気でする人がいましたが、彼は間違った事は出来ない性格です。

コツコツと誠意を持ってやり続けてきたつもりです。
事業を手伝ってくれるスタッフにも、自分と同じ気持ちになって、一丸となってやってもらいたいと思っていました。

そんな時、C男の事業に、いまだかつてC男が人生の中で経験したことがないことが起こります。
少しづつ事業が順調に伸び出したころです。
C男は、基盤をきちんとし、さらなるステップを踏もうと、スタッフ教育とマニュアル作りを始めたのです。

マニュアルは自分ながらいいものが出来たと思いました。
そしてスタッフも、前向きにキャリアアップをしていこうという、そんな雰囲気が社内に流れ始めていました。

C男は自らがスタッフ教育の先生として一人一人を教育し始めました。
もともと真面目で、きちんとしたC男です。
マニュアル通り、マニュアルに忠実にやるよう、スタッフを教育し始めました。

勿論、C男は自分に対しても厳しく、誠実に生きてきたため、当然のようにスタッフにも厳しく教育しました。

全て、スタッフにとって良かれと思っていたのです。
スタッフはC男にとって、ある意味子供のような存在であり、ひとりで立ち上げた会社はいのちのようなものでした。

C男は自分の人生を全てかけるつもりで、ある意味命懸けでスタッフ教育に力を注ぎました。

ところが、ある時、最も信頼し、創業当時からともにやってきたスタッフが、おりいってC男に話があるというのです。
このスタッフの話に、C男は人生最大の衝撃、怒りを持つのでした。

スタッフは全く悪びれず、C男に言いました
「辞めさせてください」


「やはりそうだったのか」と、C男は思いました。
一応、辞める理由を聞くと、C男の考えを押しつけられるのが嫌だというのです。

C男が会社を私物化していうのです。

C男が一生懸命手がけた、スタッフ教育が裏目に出たのです。


しかし、さらに驚くことに、辞めるのは彼ひとりではないということなのです。
会社の半分以上の人間が、彼と一緒に辞めて、彼とともに新しい会社を立ち上げるというのです。


C男は信じられませんでした。
思わず、怒りが出てきました。


今まで、一生懸命相談にも乗り、どんな大変な時も皆のためを思ってやってきたつもりでした。
愛情を持って接してきたつもりでした。
それなのに、こんな手ひどい裏切りをされるとは・・・・。


みんなで新しく立ち上げるという事は、今までのC男が作ってきたノウハウを持って、即ライバルになるという事です。

思わずC男は怒鳴りました。

「お前は恩を仇で返すつもりなのか・・・・!
人間として最低だ!」


しかし、彼の決意は固く、全てはC男のせいだと言って、全く悪びれた様子も無ければ、むしろ自分が被害者だとでも言いたげでした。


そして、しばらくの後、スタッフの半分くらいが辞めていきました。
残ったスタッフも気まずそうです。


C男は信頼していたスタッフに裏切られた気持ちと、腹立たしさと、悔しさでいっぱいでした。
そしていったい何がどうなっているのか、全くわけがわからなくなりました。


確かにスタッフ教育は厳しくやりました。
厳しい言葉も投げつけたし、マニュアル通りにやれるまで、何度も繰り返し、繰り返し教えたつもりでした。

自分は彼らにとって一番いいと思う事をやったつもりです。

いったい自分のどこが間違っているのか・・・・・!


そんな時、前の会社を辞めた時から、困った時に相談に乗ってもらっている、佐藤康行に会えることになりました。
C男は、今の辛い気持ちや怒りでいっぱいの気持ちを、佐藤康行にぶっつけるのでした。


佐藤康行はじっくりとC男の話を聞いてくれました。
それだけでも、C男の気持ちはかなり楽になりました。


さらに、佐藤康行がC男に語った言葉は、C男が思いもよらぬ言葉だったのです。
C男は佐藤康行のその言葉に大号泣をしたのでした。

C男さん、それは大変だったですね。

C男さんにこういう問題が起きたから、C男さんは駄目というわけでは絶対にないのですよ。

でも、残っているスタッフのためにも、早めに鎮火していった方がいいですね。
早めに鎮火していくということが大切です。

C男さんが先頭に立って、仕事を立ち上げてきた。
そのエネルギーがワ―と飛び交ってきて今がある、
それはとても良かったことだと思うのです。

これからどうしたらいいのかじゃないかもしれないですね。
何かを直したり、正したりするのではなくて、今こそ、私のやっている真我、そこに焦点を合わせるのが一番いいと思いますよ


どうするのか?
ですから、それを今、こうやって話を聞きながら、ゆっくり理解をしていってください

そうすれば、もっともっと大きな流れを作れると思うのです。


C男さんのやり方
それを私は「戦争の後遺症」と言っています。

これはC男さんの年齢的なものもあるかも知れませんね。
これは、社会の問題でもあるのです。


戦争は自分の陣地をどんどん増やしていく。
それを経済でやっていくと、会社をどんどん大きくしていって広げていく。
それが、戦争の発想と同じなのです。
C男さんはそのやり方しか知らないのです。


でもそれは、ワ―と人が集まってくるけれど、また、ワ―と引いて行きます。
それを繰り返すことになります。

何回もワ―と集まってワ―と引いて行く
波のように。


まさにこれは「命の脳」と「仕事の脳」の違いですね。

C男さんがスタッフ教育として、それを正しいとしてやった。
しかし、その厳しさや、正義感が人を傷つけてしまうことがあるという事を知った方がいいと思うのです。


表面はどうってことないと見える人も、心の深い部分で心の問題を抱えている人は、C男さんの正義感で、おさえつけられたりかぶせられると、心が傷ついて、結果的には耐えられなくなる。
そんな事もあるのです。


こっちはなんともないと思っているから、知らずにその傷にふれてしまいます。
しかし、ふれられた人は「痛い!」となる


何とかしてあげようと思ってやる事が、逆に出てしまうことになるのです。

例えばね、じゃ、私の例で言うと、私は左手麻痺でしょ。
体が不自由だから、いろんなところにいくと、皆さんが気を使ってくれます。


ところが中には余計な御世話をする人がいる、
いきなり、体に触ってくるから、かえって危なくなってしまう。
それで一瞬「危ない!」と思うことは何回もありました。


だから、事情を知らないで自分の親切でやるのが一番危険なんですよ。

良かれと思って、相手の傷口に触れてしまって、かえって相手を傷つけてしまうことがあるのです。


だから、ある意味では見て見ぬふりをして、何もなかったように話をするとか、そうしたことが大切な時もあるのです。
何事も無かったように話す、そうした事も必要な時があるのです。


たぶん、辞めていった人たちは、C男さんにあんまり関わるんじゃなかったな・・・と。
仕事も一生懸命やるんじゃなかったと、そう思っているかもしれませんね。


まさにこれは命の脳と仕事の脳の違いだね。


あなたが何をやってしまったのか。
結局、何が起こったのか。
見えたら見えたでいいんだけれど、見えなくてもいい。

悪夢は見てもいいし、見なくてもいい、

その次元のこの世界を見なきゃいけないかなと思うけれどそうでもない

私はそれは見なくてもいいと思っている。

今、30階建てのビルがるとして
一番下も30階も同じだと思ってる。

あくまでも真我だけに焦点を合わせることだけです

だから、私は人を裁かない。

私は神しか見ないから、1階から30階を見ない。
そこに徹しているわけ

だから、逆にそれがわかるから私にはいろいろ言ってくる、相談してくるのです。

 



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