中学生と高校生を連れて、あるお母さんが佐藤康行に会いにこられました。
「下の娘が学校に行けなくなってしまったのです」
佐藤康行は中学生の娘さんに聞きました
「何が得意なの?」
「お菓子つくり」
「絵を描くこと」
「いいじゃない!
それは才能だよ!!」
その瞬間、娘さんの表情がパッ!と明るくなります。
お母さんは
「でも、来年は高校受験です。少しは勉強もしてもらわないと・・・・」
佐藤康行は言いました
「得意な事をどんどん伸ばしていくと、自信が出てきて、自然に勉強もするようになるし、成績も上がるよ」
娘さんは嬉しそうに頷きます。
佐藤康行は、さらに二人のお子さんに、満月と三日月の話をしました。
二人のお子さんはすぐに理解をしたようです。
みるみる輝いた表情になってきます。
「三日月で見えない影になった部分があるのですよ。
そこが本当のあなたなのですよ。」
「友達も三日月に見えても、友達に三日月に見られても
それは本当の友達の姿じゃないし、本当の○○ちゃんじゃない」
「その隠れた部分を見たいでしょ?
それは相手を満月という前提にして、相手の美点発見をしてみるといいよ」
友人関係で学校に行けなくなってしまっていた娘さんは
大きく頷き、嬉しそうに輝いた表情です。
目の前でお子さんが変化していくのが分かります。
子供は早い・・・!
子供のほうがすぐに分かるようだ。
もう、彼女が新しく希望に満ちた学校生活を送っていくのが目に見えるようでした。
満月の法則
恐るべし!!!