人の変わったことはよくわかるのですが、自分の変化はなかなかわからないものです。
佐藤康行にこう質問をされることを良く聞きます。
「真我を受講して、その時は良かったのですが、元に戻ってしまったような気がします。」
この質問に、佐藤康行が答える時によく書く図があります。
それは、矢印が蛇行して上に上がっている図です。
そしてこう説明します。
「真我と出会ってよくなったように見える。そして、また元に戻って悪くなったように見える。また、よくなったように見える。また、悪くなったように見える。
こういうことを繰り返しながら、時間が経過していきます。」
「この時の一番悪い時と、この時の一番いい時。線を引いてみます。この時の最高にいい時より、この時の最低、悪い時のほうが上なわけです。こういう全体像で捉えられたら良いですね。」
「確かに皆さんの意識が変わっていってもよくなったように思える時も、何か元に戻ったような、悪くなったように見える時もあります。
でも、確実に変化していってるわけです。」
また、「自分も、自分の回りも、なかなか変化していません」という質問に
佐藤康行はこんな風に説明してくれた時もありました。
「王陽明の言葉に『知行合一(ちごうごういつ)』という言葉があります。
思っていることと、考えてることと行動が一致しなければ、結果が出ないということです」
「あなたが私はそういうことを思ってます、考えてますといくらいっても、そこに行動が伴わなければ結果が出ないという事です」
私たちの一番の願いは、真我を開いたあの時の心でずっと生きていけたらどれだけ良いか!
そして、自分も幸せになり、さらには自分の周りの縁ある人が幸せになって欲しい。
その気持ちが上の二つの質問になっているのだと思います。
だからこそ、私たちのその気持ちに佐藤康行が答えてくれているのだと思うのです。
「満月を前提にする」
「壁をレンズにする」
「山を積むより、黄金の谷を深く掘る」
私たちに出来るようにしてくれている。
今だかつてない、この発想。
これこそ、まさに究極だと、そう思う研究員でした。
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目覚めの言葉の
「宗教を満月として見るとは?」
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