佐藤康行が、がんの体験談を話すとき、唯一、がんで亡くなった方佐藤陽一さんの手紙を読みます。
30歳代でカリスマ美容師といわれ、幸せな家庭を築き、自分のお店も持って、これから耀かしい人生が待っているかに見えた佐藤陽一さん。
突然、白血病で倒れ、そして、余命宣告も受けていました。
中学時代の友人Sさんのご縁で、佐藤陽一さんは命がけで病院を抜け出し、佐藤康行の下を訪れます。
そして、真我開発講座「未来内観」を受講されました。
死を目の前にした彼にとって、リアル未来内観となりました。
体力的にずっと座ってはいられない彼は、横になりながらも命がけの受講でした。
その後、ドクターストップがかかり、病室から一歩出られなくなった陽一さんのもとに佐藤康行が訪れます。
佐藤康行はベッドから起き上がれない陽一さんへ、ベッドの上に馬乗りになって渾身の思いで、瞑想や真我の言葉を伝授をします。
陽一さんはその後、病の痛みなどをはるかに超えて、とてつもない喜びと感謝の毎日を送ったといいます。
そして、喜びの中、肉体生命を終わらせたといいます。
友人のSさんはこういいます。
「陽一のことは、中学時代の地元の友人たちと集まると必ず話に出ます。
中学から彼の生い立ちを知っている私達には、社会に出てからの彼の苦労を思うと、いかばかりだったのかと・・・。
きっと、想像もつかいないくらい人生の荒波をくぐってきたのだと思います。
その彼が不治の病に犯され、そして、佐藤先生とのご縁をつながせてもらうことで、彼がいかに喜んでいたかを奥さんから聞かされ、本当に嬉しく思っています。
佐藤先生には、大切な友人の魂を救っていただき、感謝以外にありません。
きっと陽一は、佐藤先生のお力添えで、魂が人よりも早く成熟し、人間の生からちょっと早めの卒業をしたのだと勝手に解釈しています。
中学時代の友人とはいつもこんな話をしています。
いつかは我々も、肉体の人生の卒業を迎える。
陽一よりずいぶん長く生きた我々は、果たして彼の覚悟に近づいていられるのか?
陽一が私たちの残してくれたものは、われわれにとって大きなものです。
かけがえのないこの命、今、この瞬間から、日々味わって生きていかなければと思います。」
陽一さんの中学時代の友人の皆さんにとって、今だ、陽一さんは、心の中に生き生きと生きているようです。
それほど、陽一さんは、死してもなお今でも、皆さんの中でいき続けていらっしゃるのです。
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明日は、佐藤陽一さんに、佐藤康行が送った言葉をご紹介いたします。
その言葉とは・・・?
どうぞ、明日の朝8時に、是非、ブログをご覧頂けたらと思っています。