今日も、昨日までのブログの続きになります。
ある時、佐藤康行は、こんな風に言ってくれました。
「お金を寄付してもらっても、私は特別扱いはしませんよ」
さらに大切な事として、こんなことも言ってくれました。
「寄付してもらった話も、皆さんが誤解をしてもいけないので、話しませんよ」
勿論、研究員は「はい」と答えました。
さらにこう、言われました。
「お金を寄付したことは忘れなさい」
「お金を出したことさえ、忘れてしまいなさい」
私には最初、わかりませんでした。
正直、私の意識上では、特別扱いを望んでいるつもりも、皆さんに言ってもらいたいつもりもありませんでした。
しかし、佐藤康行しかみえない世界があるのです。
不思議がっている研究員に、さらに佐藤康行はこういってくれました。
「わたしに、こういわせているのは、(研究員に)そういうエネルギーがあるのでしょうね」
その言葉は本当に有難いものでした。
例え、そんなつもりは無くても、意識上はそう思っていなくても、自分の計り知れない深いところで、そのようなエネルギーを発している。
それは、佐藤康行にしかみえない世界です。
自分には見えなくても、そういうものを持っている。
それを知ることで、そこからの世界が変わっていくのがわかります。
こうしたやり取りがあった後、佐藤康行は真剣にこのお金の使い道を考えてくれました。
どうしたらこのお金を最高に生かせるのか。
たとえ、ホームレスになったとしても、出した人が後悔しない使い方
「出してよかった!」と、心から思える使い方、その使い道を真剣に考えてくれました。
「佐藤康行に」と言って出したお金なのですが、佐藤康行は佐藤康行個人のためには、一円たりとも使いません。
本当に神の郵便局のように、預かることをしてくれたものの、佐藤康行が使うという事は、一切、ありませんでした。
この世界にとって、一番最高に生かせる使い方。
その事を、真剣に考えてくれました。
その姿は、あの、セミナーにおける、質疑応答の姿と一貫しています。
とことん、相手を生かす。
相手は満月そのもの。
一貫しています。
そして、「一般社団法人、佐藤康行研究所」が創設されたのでした。