あらゆるものを生かして最高にする

ある時、夜のセミナー受講のため、研究員は兜町のカウンセリングセンターへ向かっていました。
あたりは薄暗くなりかけていました。

兜町のカウンセリングセンターの外で、じっとカウンセリングセンターを眺めている人のシルエットが見えました。
熱心に道の向こうから、中を眺めている人。

「誰だろう・・・?」
「何しているのかな・・・?」

近づいてくと、その人影は、佐藤先生でした。

「学長!」と声をかけると、ニコッ!とされました。
そして、何事もなかったかのように、室内へ入っていかれました。

 

かの昔、レストランを開店する場所を選ぶとき、外からじっと見ていてワクワクするかどうかで決めていたという話を聞いています。

また、お店の中も、お客さんの席すべてに座って、お客さんの目線の動きの先に、いろいろなアイデアを出したということも聞いています。

 

今回も、カウンセリングセンターをじっと見て、佐藤先生はワクワクされていたのでしょうか。

 

今回のカウンセリングセンター。
あれほど広いガラス張りの1Fという場所も珍しいです。

一般的にはカウンセリングというのは、閉鎖的なところで行うのが普通です。
カーテンで外から中を見えないようにして使う、という考えもありますが、佐藤先生は、あの広いガラス張りを、最大限に活用されるようです。

佐藤先生の手にかかると、どうなるのだろうか?
研究員は、そのことにワクワクします。

 

暗い外から、電気のついた明るい室内は、外を通る人すべての目を引きます。

ガラスの外張りそのものが、ひとつの大きな宣伝になります。

 

佐藤先生は、きっと暗闇の外から、まばゆいくらいの明るい室内を見て、ワクワクされていたのではないかと思います。

 

ここが、もうすぐおしゃれなカウンセリングセンターになるとお聞きしています。
楽しみです!

きっと、佐藤先生のアイデアで、外を通る多くの人が、思わず入ってきてしまう、そんなカウンセリングセンターになることでしょう。

そのことを想像するだけで、ワクワクしませんか?

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