昨日のブログ(←クリック)の続きとなります。
佐藤康行先生はこのようにおっしゃいました。
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私はニーズシーズは作り出すものだと思っています。
神シーズは神から与えられているものですから、作り出すものではなくまさに発見なのです。
T社のYさんにとっては、宝石は欲しいものでは無い。
でも、奥さんは女性だから興味(ニーズ)がある。
そして、ご主人が奥さんに買ってあげること。
これは夫婦仲良くなるという、神シーズに近いものがある。
これは宝石じゃない、愛の表現だということです。
そして、お嬢さんがいた。
そのダイヤモンドは、お父さんお母さんがいなくなっても、お嬢さんに残る。
洋服や着物は着てくれない。
お金も使えばなくなる。
でも、ダイヤモンドは永遠に遺る。
それは生命が存続するのです。
ダイヤモンドを見ているだけで、お母さんを思い出し、それは形見だと何度でもお母さんの話題が出てくる。
そして、ご主人には、ダイヤの値上りは、預金より比率が高いという、左脳に訴える。このようにして、新たなニーズを作り出していく。
娘に生命が存続していく、これが神シーズなのです。
愛の力、これが神シーズなのです。
だから、その神シーズとシーズの両方の話を同時にしているのです。
奥さんがトイレに行っている間に「女性はご主人から宝石や指輪を買ってもらうことが、どれだけ嬉しいのか。また、こういうものをどれだけ好むものか」ということを、ご主人に教えてあげた。
これはニーズを作りだしている。
そうすると、自分は必要としていないけれど、妻と子供を交えたら、ご主人にとっては、だんだん必要なものになってくるわけです。
そうすると、だんだんニーズが大きくなってくるわけです。
ニーズが大きくなったら、天秤ばかりでお金と商品を計るわけです。
商品の方が、はるかに価値を感じていたら、なんとしても欲しいとなるわけです。
欲しいと思わせる、その価値を伝えていく。
ニーズシーズを作り出していく。
そして、神シーズを発見してトークに入れていくことです。
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佐藤康行先生、21歳ごろの出来事です。
「きっと、一心不乱だったから、こうした知恵が自然と出てきたんだろうね。
当時は、神シーズとか、そんな言葉もなかったからね」
と、そうおっしゃっていましたが、それにしても、佐藤先生凄すぎです!!
もうその時から、今の佐藤先生のお役割は決まっていた。
まさに、「過去は未来からやってくる」そのものです。