病院の食堂で「太陽のカウンセリング」をやってきた話です。

昨日、ある病院に入院されている方をお見舞いに行きした。
その方からは、今まで、何度となく電話を頂いていました。

その方は、自分の置かれている日々の状況に、常に納得がいかないようです。
「なんで、私ばかりがこんな目にあうの?」
「真我やってるのに、何でこんなことばっかり起きるの?」
そう研究員に、お電話を幾度となく下さっています。

 

そんな中、入院をされることになり、手術をされることになりました。

手術が終わり、入院中のその方から電話がありました。
「手術の失敗されたようだ。人生おしまいだ。」

 

これはチャンス!!
太陽のカウンセリングを試させてもらえるチャンスだ!!

研究員はお見舞いに行くことにしました。

 

病院につくと、その方は待合室で私を待っていらっしゃいました。
心なしか、病院の看護師さんともうまくいっていないような、不穏な空気でした。

ゆっくり話せないからと、病院の食堂に行き、話を伺いました。
あれこれと、お話をお聞きしながら、その方の口から次々と出てくる愚痴をチャンス!と、「太陽のカウンセリングをやって、答えを見つけましょう」と提案しました。

その方は、私にゆっくり愚痴を聞いてほしかったので、「えっ??」という顔をされましたが、その方の表情には構わず、研究員はサッサとスマホを出し、イヤホンをセットし、ワーク用紙と筆記用具を準備しました。

 

スタートし始めると、必死で抵抗を始められました。
「今日、ワークをするつもりではなかった」
「この後、リハビリがあって、ゆっくり時間が取れない」

「大丈夫です。時間があるだけの間、やってみましょう」
「大丈夫です。必ず、素晴らしいあなたに出会えますから、安心してください」

研究員の勢いに押される形で、太陽のカウンセリングが始まりました。
佐藤先生の声が、エネルギーが、イヤホンを通して流れます。

 

自分の辛いことを書き始めるや否や、イヤホンを外して「やっぱりやめます。私、今日はそんなつもりじゃなかったから」と言われます。

研究員は一歩も引きませんでした。
「大丈夫です!一緒に私もやりますから。」

そして、太陽のカウンセリングを始めると「何も変わらない」「わからない」「何を書くの?」と、なかなかの抵抗をされます。

「佐藤先生のおっやる通り、そのままをやればいいのよ」「佐藤先生がおっしゃるままで、絶対、大丈夫だから」と手短に説明している間も、佐藤先生の言葉とエネルギーはイヤホンを通して流れ続けています。

そして、仕方なさそうに、佐藤先生の言われるがままワークを続けられていると、あれよあれよという間に、変化されていきました。

 

リハビリの時間という事だったので、一時間弱くらいの時間でしたが、イヤホンを外されたその眼には、涙が今にもこぼれ出るほど浮かんでいました。
「ありがとう!研究員さん、ありがとう・・。」

「私、大丈夫だよね。
私、こんなにひねくれているけど、ほんとの私はこんなんじゃなかったの。
私、本当の自分になれるよね」

その純粋な言葉に触れ、思わず、私も涙ぐみました。

 

帰りに電車の中、カウンセリングを振り返りながら、「アッ!!」と気づいたことがありました。
これは研究員にとって、最大のことです。

「そうか・・・
カウンセラーとは、カウンセリングとは、こういう意味だったのか!!!!!」

「佐藤先生。
ありがとうございます!!!!!」

電車の中で、涙がほとばしりました。

 

研究員の気づきは、明日のブログに続きますが、皆さん、研究員の気づきを聞いてもらえますか?
明日のブログにも目を通してもらえると、嬉しいです。

 

 

 

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