男と女。
これは神様が作った仕組みです。
人間が創った仕組みではありません。
しかし、人間が作った結婚制度で、また、人間は苦しむこともあります。
これはある時の、ある方からの質問です。
「過去の男性の浮気に、真我を追及しているのに、その昔の記憶が浮き上がってきます。
美点発見もしています。
ひとりになると、またその妄想が出てきます。
時には不安な気持ちになります。
どうしたらこの妄想から逃れることが出来るのでしょうか?」
佐藤先生は、こう答えられました。
あなたは、何に苦しんでいるのでしょうか?
それはあなたの「潔癖感」ではないでしょうか。
あなたの中の「こうであらねば」という潔癖感。
それに苦しんでいるのではないでしょうか。
それを打ち消していくには、本当のことを知ることです。
『本当のことです』
では、今から『本当のこと』を話します。
あなたには、お父さん、お母さんがいます。
お父さんにも、お父さん、お母さんがいます。
お母さんにも、お父さん、お母さんがいます。
さらにその上には、お父さんお母さん・・・・。
さらにさらに増えてきます。
そして江戸時代、鎌倉時代、縄文時代・・・・。
人類創生まで行きます。
その精子と卵子が結びついて、今、あなたがいます。
人間が創った「結婚」という仕組みは、それを破ったら「浮気」となります。
でも結婚式を挙げるのは、人間だけですよ。
他の生物は、結婚式を挙げません。
いきなり強姦のようなものです。
基本的には、男と女は性の仕組みが違うのです。
ですから、女性が男性の性の仕組みで許せないものがあるのは、そのだけ見たら、当然ともいえます。
男は精子を出していくだけで、責任を取らない事もあります。
しかし、女性は、妊娠したら堕ろすか、生涯かけて育てていかねばなりません。
男は妊娠しません。
男の性は何なのか?
女の性は何なのか?
この観点から観たとき、観点が変わってくるはずです。
その本質を知ったら、みんな許せるようになっていくはずです。
大きな目で、大きな、神の観点でみていくことです。