先日のとある時、佐藤先生が15歳の時にお送られてきた、北海道のお父様からの「手紙」を読んで聞かせていただけるという、そんな機会がありました。
57年前、お父様から佐藤先生へ宛てたお手紙でした。
当時、中学を卒業して、たった一人で東京で働き始められた佐藤先生。
当時の給料が9000円だったとのことです。
その中で、5000円を貯金し、2000円を我路のお父様へ送り、残りの2000円をお小遣いにされていたとのこと。
誰に言われるでもなく、当然のようにお金をお父様へ送られた、15歳の佐藤先生へのお父様からの手紙でした。
「康行」と呼びかける言葉から始まるお手紙は、お金を送ってくれた感謝と、「家族がみんな康行を褒めていたよ」という息子を誇らしく思う言葉と、「もう送らなくてもいいよ」という、子供を思う親の愛でいっぱいのお手紙でした。
佐藤先生は、こみ上げる思いに、こみ上げる涙に、何度も詰まりながらお父様のお手紙を読まれていらっしゃいました。
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北海道美唄にある、佐藤家のお墓です。
地元の受講生の方が、毎月、自主的にお墓の掃除をしてくださっています。
また全国から、受講生の皆さんが次々と、佐藤先生のご先祖様への感謝で、ここを訪れて感謝をされています。
佐藤先生が生まれ育った生誕の地、美唄市の我路です。
ここには、受講生の方が自主的に「佐藤先生生誕の地」という看板を作って立ててくださっています。
それを毎年、地元美唄の受講生の方が、冬になると雪が1m近く積もるこの土地柄ゆえに、この看板を保存して守って下さり、春になるとまた立ててくださっています。
毎年草刈りもして下さり、私たち受講生の代表として、佐藤先生の生誕の地を守ってくださっています。
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北海道美唄の我路は、受講生である私たちにとって、最も大切な心の故郷であり、真我の聖地でもあります。