「薬に抵抗があります。」「食べ物にもこだわっています」
親の認知と、息子の心の病に悩む方からの質問です。
「美点発見」も、子供からは「しなくていいよ」と、受け入れてもらえません。
佐藤先生の解答をシェアします。
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薬は敵じゃない。
あなたにとっての最高の薬は、ご主人と最高の夫婦になることです。
心から愛し合う事。
これ以上の薬はありません。
世の中に「この薬飲んだら、夫婦仲が良くなる」という薬はありませんよね。
しかし、この真我だったらなれるわけです。
そうすると子供もお母さんも自動的に変わります。
お母さんの認知症も、忘れたい気持ちが潜在的に働くと、その通り、忘れるようになってくる。
思い出したいという気持ちになったら、どんどん昔の事を思い出したり、幸せなことを思い出したりする。
そういう環境を作っていくことです。
そうすると、思い出そうという、潜在意識の奥が働いて、いろんなことを思い出したいなとなると、その通りになってきますから。
たった一か所、そのど真ん中の部分だけをやっていったら、子供もよくなるし、親もよくなるし、自分もよくなります。
形だけの「美点発見」だったら、そういう形で褒められるのはうれしくないと、お子さんはそれが言いたいのではないでしょうか。
本当に心からそう思えて「あんたは素晴らしいわね」と、心から言えるようになった時に、心から自分を認められるようになる。
これは年齢的には全く関係ありません。
赤ちゃんでも、死ぬ寸前の老人でも、全く関係ありません。
人間にはその本能があります。
一番の本能です。
「自分を認めてほしい、わかってほしい、愛してほしい」
それはみんなの本能ですから、別に悪いことではないのです。
どんな薬よりも効果的です。
薬がダメだと言っているのはありません。
薬も医者も、全部味方にするのです。
これが真我のやり方です。
全てを味方にするのです。
往々にして、薬を敵か味方かと、どっちかにする場合が多い。
薬はダメって認めない方もいます。
もし仮に副作用があったとして問題があったとしても、全部、良い方に変わります。
あなたの心が変われば、全部、光になります。
何を食べなきゃいけないとか、よくそういうのをこだわっている人もいますが、そんな窮屈な生活しなくてもいいのです。
感謝して食べれば、全部光になります。
人間にはそういう全自動の機能があるのです。
毒を食べても、全部流してくれます。
それは肉体も心も同じです。
心も相手から非難をされても、それを感謝で受け止める。
よく嫌われ役になっていってくれましたね。なんていい人なんだろう。
そう言えば、本当にそうなります。
このように真我の心は、本当に便利なのです。
どんな状態でも、全部、光に変えることが出来ます。
闇が深ければ深いほど、光の存在が素晴らしいものに感じられます。