昨日に引き続き、佐藤先生とメディカルカウンセラーの質疑応答です。
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Q3:相談者からお話を聞いていると、こちらが先に感情が溢れていまい、泣いてしまうことがあります。
これはいいのでしょうか?
注意すべきことがあれば、教えてください。
(佐藤先生)
どういう感情で泣いてしまうのですか?
真我を受講されている人は、その涙はどんな涙かわかる方が多いと思います。
でも初めての人は、もしかしたら「この人は私の事を憐れみを感じて泣いているのかな?」と思われたら、失敗です。
そうじゃなくて「あなたの優しさ、あなたの愛に共鳴しました」とするのです。
そこでこそ、美点発見をするのです。
「やぁ、素晴らしい話を聞きました。本当に家族を愛していらしゃるんですね。
言葉ではそのようにおしゃっていらっしゃらなかったのですが、私にはそのように聞こえました。」
そこで涙を流していらっしゃれば、相手は、私のこと本当に思ってくれる涙なんだな」と、思っていただけます。
絶対、誤解されないようにすることです。
大事なことは、自分を可哀想な人間だと思われて泣いているのだと、絶対に思われないちゃいけません。
そこに言葉を添えてください。
Q4:カウンセリングの時、相手の肝がわからないと、相手の悩みは何だろうと迷ってしまいます。
相手の悩みの肝を、きちんと把握できることを目指してカウンセリングをするというやり方で良いのでしょうか?
(佐藤先生)
答えをこちらが言うのではなくて、答えは相手の中にあるのです。
だから、ご本人が自ら「そうだったんだ。そういう事なのですね」と、自ら言ったらしめたものです。
そうすれば全く抵抗が無い。
こっちが「あなたこうじゃない?」決めつけちゃう可能性がある。
でも、人間は決めつけた形は無いという事です。
太陽のカウンセリングをやったらわかりますよね。
1番下に書いたのと、5番目に書いたのと、全然違う自分になっている。
でもそれも自分なわけです。
だから全部途中経過だと思ってください。
途中経過を決めつけたら、まずい。
月で言うなら、月に向かってロケットで行くでしょ?
最初は5円玉くらいの大きさだけど、近づくとだんだん大きくなる。
どこで止めても、そこをパチッと写真撮ったら、固定しちゃうじゃない。
決めつけるというのは、まさに、その写真を撮ることなのです。
でもさらに受けに上がっていくと、どんどん月の光も大きさも変わってくる。
どれも月ともいえるけど、月じゃないとも言える。
どれも自分がその人を見た観念だと思ってください。
でも月は本当は大きな真ん丸な球体だと、それが真実なのです。
相手は満月。
相手は太陽という前提でやる。
そして自らがどんどんと気づいていくことを、おびき出すように「呼び水」として、何か投げかけることが大事だと思います。
相手は常に、話をしている間にも、意識次元が変わっていく。
そういう事です。
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