佐藤康行『ワールドツアーでの奇跡』⑨ ~神の御業~

オーロラツアーのイエローナイフで起きた数々の奇跡。
昨日も「幸せの丘」の奇跡をご紹介しています。

そして、今日は、佐藤先生の奇跡の中でも、何度も何度も繰り返し語られてきた逸話ともいえる奇跡。
「神の御業」をご紹介したいと思います。

 

これは、佐藤先生自ら、語られている奇跡の物語です。

 

イエローナイフでは、三日間ほどオーロラが出るのを待っていいたのですが、一向に出ませんでした。

佐藤先生は「せっかく皆さんに来てもらったのに、申し訳ないな」と思われたようで、キャビンから外へ皆さんを伴って出ていかれました。

これまでも数々の奇跡を目の当りにしてきた皆さんです。
何かが起きるという期待と共に、佐藤先生にゾロゾロとついていかれました。

 

夜ともなると、マイナス20度やマイナス30度ともなる暗闇の中、佐藤先生の後をついて歩いていくと、湖があり、湖の上の空には煌々と月が輝いていました。

 

その時、佐藤先生が天に向かって、両手を上げられました。
そしてこう言われました。

「神の御業を神せてやる!」

 

すると、月の回りにあった雲が、突然、一斉に動き出したのです。
そして、その雲は、みるみる月に集まってきて、月の回りをぐるっと巻き始めたのです。

そして、月の回りに巻いた雲からは虹が出ていたのです。

皆さんも、驚いて空を見上げていると、さらに佐藤先生はこう言われました。

「これでも神を信じぬか!」

 

しばらくして、佐藤先生が手を下ろされると、月の回りにあった雲が、元の位置にスーーと戻っていきました。

 

さて、先日も、佐藤先生の自叙伝プロジェクトでも、この「神の御業」を実際に観た目撃者である、マイク岡本氏と柳井弘志氏が参加されていました。
実際に観た方のお話をお聞きしても、やはりその凄さは相当なものであったと思われます。

 

佐藤先生の口からも、幾度となくご紹介いただいている「神の御業」の話。

なぜ雲が動いたのか?
このことについては、この話を聞いた受講生の皆さんから、佐藤先生に幾度も質問が出ています。

そのたびに、佐藤先生は、こう言われます。

「啐啄同時(そったくどうじ)」です。」

啐啄同時とは、禅宗で、師匠と弟子の呼吸が一致するときに、悟りが得られるということから。
「啐」は、鳥の雛ひなが孵化するときに殻の中から鳴くこと。「啄」は、母鳥が外から殻をつつくことが同時に行われているという意味でつかわれている言葉です。
佐藤先生は、「エイツ!」とやる、念の動きとは違うのだ。
丁度、雲が動くという時と一瞬も違わずに、手を挙げたのだと言われます。

 

まさに神と一体。
まさに佐藤先生と宇宙そのものである神と一体であるという事の証明そのものの出来事なのです。

 

この話は、きっと後世、佐藤康行の奇跡として、語り継がれるものになるに違いありません。

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