Q:真我開発講座を受講して、真我が開き、自覚がないのに変化している場合、どう説明したら良いか?
(佐藤先生)
自覚と変化は違うわけ。
今、体の命は、髪の毛は伸びて、食べたものは消化吸収している。自覚ないでしょう?
心臓が動いている。自覚ないよね?
自覚なくても変化してる。
自覚というのは自分の五感、六感でとらえたものにすぎないから、それとは関係ないのです。
男性が「私は男であることを自覚した」って、もともと男なんだから。
でも女だと思い込んでいたら、男だと自覚したってことはあるでしょ?
Q:真我開発講座を受けても真我を開いた感じがないという声があるが、現象が変わっているときは、それで開発されているといっていいのか?
(佐藤先生)
それでいいです。
そういってあげたほうが良い。
自分の口で言ってもらうのが一番いいけど。
こちらで発見してあげるのも大事。
あのように号泣した人が真我を開いた人だと思い込んでる世界があるから、それとは関係ないんだよと。
うまいものを食べて、「うまい!」って叫んで泣いているひとと、「別に良いんじゃない」って言う人と同じなの。
叫んでいる人を、うまいものを食べたと、こっちで勝手に決めつけちゃだめです。
みんながそれを発見する力が必要なの。
「目つきが違いますよ」とか、
「ものを受け取っても、捉え方が違いますよ」とか。
そうやって発見してあげるの。
そうしたら、そういう小さな積み重ねが自信になるから。
だから、自分で自覚がなくても、人に言われて初めてハッと気がつくことだらけじゃない。
ああそんなのあるんだって。
それを皆が、それこそ美点発見をやってからやればちがうわけ。