「幸福の科学」辞めて良かった 1

私が「幸福の科学」に入会したのは、1989年くらいであったような記憶である。会員番号が7000番台であったから、一応初期の会員ということになるかと思う。

その当時は「人生の大学院」ということで、宗教団体ではなく、論文を書いて合格したら入会できるという、そんな仕組みであった。
その後、暫くして突如宗教法人となり、大伝道期に突入し、エルカンターレ宣言をきくこととなったのである。

私の入会動機などは、今後、体験を書いていく上で必要であればお話しするが、まずは、幸福の科学の会員であった時、そして辞めてから現在に至るまでの、私が体験した出来事とそれによってわかった「幸福の科学の問題点」などを中心に、シリーズとして書き進めていきたいと思っている。

会員であったときの事はいろいろあるが、それはほとんどの会員の皆さんが体験している、もしくは脱会された皆さんが思っておられるであろうことと同じであると推測する。

いわゆる「苦しかった。」「大変な目にあった」「むちゃくちゃな話ばっかりだった」「預金を使い果たした」「集団いじめのような目にあった」などなど・・。言えば愚痴になるほど、いろいろあった。

当然、脱会した人が集まると、ついつい「幸福の科学」の悪口話になり、話し出すとあまりに話題の多さに時間を忘れるほどである。
そのくらい、馬鹿馬鹿しいような本当のようなうそのような話には事欠かない会員時代であった。

しかしながら、辞めて我に返ると、そんなくだらないことの片棒を担いでしまった自分の愚かさと、家族や大切な人々を悲しませてしまった申し訳なさと、人生の多くを支えてくれた友人や仕事上の恩人の皆さんに与えたであろう失望と、そんなことを考えると、良心が痛み、これからの人生をどう歩んでいくべきなのか、しばし、躊躇してしまったりするのである。

困ったことに、ずっとやり続けていた自分は、これからどこへ向かって何をすべきなのか・・・。その方向さえ見失ってしまっていて、まるで磁石を待たず海を漂っているような、そんな気持ちにもなってしまい、自信を失い、寂しさや孤独感を感じ、自分自身を人生の落伍者のように感じてしまったりしていた。

それと同時に、辞めてみても、お金も無く仕事も無く頼る人も無く・・・そんな中で生きていかなければならない自分の立場にも途方にくれてしまったりもするのである。

しかし、もし、そんな気持ちで今苦しんでいらっしゃる方がいれば、そんな方のために私は心を込めてこの文章を書きたいと思っているのです。

是非、私のこれからの文章を読んでいただきたい。そして、少しでも役に立たせてもらいたい。ただ、そのためだけに、私の経験をここに書こうと思っています。

結論から申し上げれば、「大丈夫です!そんな気持ちになっているのは、辞めたとしてもまだ洗脳からぬけだせていないからだけなのです」「必ず洗脳が解け、本来の貴方に戻れば、貴方は思わぬほどの幸せと安らぎを手に入れることが出来ます」「大丈夫です!本来の貴方になれば、生活も安定し、心も現実も豊かな人生を送ることができます!」そう、大きな声で皆さんに伝えたいと思っています。

幸福の科学から距離を置いて既に10年近くになろうとしています。ご本尊、書籍全てのものを処分したのが5年前です。
そして、現在は自分の体験を皆さんにお話しすることにより、私のように時間をかけることなく、皆さんがいち早く洗脳を解き、幸せになっていただくために私の体験を活用してもらおうと、やっとそんな心境になりました。

まずは、洗脳されていることを受け入れてください。
「自分は洗脳などされていない」「幸福の科学は洗脳がない宗教だ」などと思っている間は、洗脳は解けていません。

私の経験では、洗脳が解けたそのときから本当の意味で立ち直りが始まります。
洗脳が解ければ、まずはご本尊や関連グッズ、本など、全ての幸福の科学関係のものを処分したくなるはずです。

しかし、洗脳に気づかず、洗脳されているとは思いも寄らぬ私がどんな体験をするか、その体験を次の回に書いて参ります。


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4.体験談集(取材録)
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