先日に行われた、満月の法則公開撮影会での出来事です。
「アッ！！！」と思った瞬間、
思いっきり、白熱した佐藤先生の机の上にあった、コーヒーのコップが飛んできました。
コーヒーが佐藤先生のズボンやバックにかかり、床にこぼれ落ちました。
前列に座っていた数名が、飛び上がるように走り寄り、手元にあったおしぼりやテッシュで、佐藤先生のズボンや机の上を拭きました。
実はこうした光景の時に、研究員は必ず思い出すことがあります。
これは、研究員には絶対に忘れられない話です。
10年くらい前の話です。
当時、新宿の地下にあった、YSコンサルタントで起きた話です。
スタッフや数名の受講生が集まり、何かミーティングのようなことをしていた時です。
スタッフの一人が、ある有名ホテルでのおもてなしの心でについて、その素晴らしさと、それを学ぼうというような発言をし、新たな提案を発表していました。
佐藤先生は、後ろで黙って話を聞いていらっしゃいました。
佐藤先生の登場となりました。
佐藤先生が座られて、話を始めるや否や、机の上にあったコップに思いっきり手が触れて、コップがガシャンと倒れました。
コップの中には、なみなみと水が入っていました。
コップの中の水は、佐藤先生の膝にかかり、机の上にこぼれました。
びっくりしたスタッフ2～3名が走り寄り、拭いて、片付けをしました。
佐藤先生は、黙って、その様子をご覧になっていらっしゃいました。
片付けが終わった後、佐藤先生は口を開くと、このようにおっしゃいました。
「今、私は水をこぼしましたが、皆さんは、コップが倒れた瞬間、何を思い、どう動きましたか？」
「全員、ひとりひとりべてください」
ひとりひとり、瞬間に思ったことなどを述べました。
その時、研究員は、一番前に座っていました。
そして、スタッフが佐藤先生のところに走り寄り、机を拭いたり、コップを片づけたりしている姿を、自分の席で座ったまま見ていました。
「自分はスタッフではないから、差し出がましいことはしない方がいい」
そう思って、自分の席で、ことが落ち着くまで座って見ていました。
全員が、瞬間に自分が思ったこと。自分が行った動きなどを話し終わってから、佐藤先生はこう言われました。
「実は、私はわざとコップをひっくり返したのです」
（勿論、先日の撮影会の時は、わざとこぼされたのではありません。）
研究員は、驚きました！
では、なぜ、佐藤先生は、わざとコップをひっくり返して水をこぼし、その時の瞬間のことを全員にたずねられたのか・・・？
少し、話が長くなりましたね。
この続きは。明日にしたいと思います。
佐藤先生が何を言われたのか？
ご興味のある方は、明日のブログをご覧ください。
