佐藤先生。
今日はお姉さんのSさんから送られてきた文章そのままを、Ｓさん、Мさん姉妹に変わり、ご報告いたします。
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佐藤学長、父は先生でした。
せん妄はやはり消えます！
学長のおっしゃるとおりでした！
自分が父をどう見るかでした！
今日は父の誕生日のお祝いの予定でした。
実家に行くと、父のせん妄はずっと出ていました。
せん妄状態の父に美点、満月返しを続けました。
その後夕飯を食べ誕生日ケーキを食べました。
夜の7時半頃妹に電話をしてプレ誕生日祝いをした事を伝え、妹家族と直接話をしました。
妹との電話が終わると、父はまた父の世界へ。
そこからしばらく見えない相手との会話が続きました。
父がお風呂に入り、布団に入ったところを見届けてから帰ろうと思っていましたが、夜の10時過ぎても見えない相手との会話は終わらず、今日はこのまま私も帰るしかないのかと、無力感を感じ始めました。
ふと父を見ると、とても疲れた表情をしていて、その表情を見ると、「あ～申し訳ない」という思いがわきました。
すると父が、見えない相手に「私も疲れているんですよ。早く風呂に入れてくださいよ。」と言ったのを聞きはっとしました。
父は疲れるまで私にわからせようとしているんだ。
父に本当に申し訳なくなり、更に全てのすべてにお詫びの思いがわき、涙が止まらなくなり講座状態になりました。
すると、父は突然、一人会話が終え、ひとりで風呂に入って行きました。
お風呂では体を洗っている様子がわかりました。
お風呂の後は歯を磨き、お風呂場の電気も消しました。(せん妄状態では人がいるので電気はつけたままです)。
その間一切一人会話はなく静かで、表情も穏やかでした。
リビングにいる私を見て「あれ？まだいたの？」といわんばかりの表情をします。
明らかにお風呂の前後で行動、表情が違いました。
父のせん妄は、一人会話(怒りもあればそうではない時も)、謎の行動(何かを抱える仕草、何かを肩に乗せる仕草、ゴミ箱あさり、リビングのソファをひっくり返す、裏の従兄弟のところに警官を連れて行くなど….)、落ち着きなく行ったり来たり色々ありました。
学長のアドバイスに習い、せん妄状態の父に対して美点返し、満月返しをしました。
父が怒っている最中ありがとうを言い続けると「ちょっと待って」と怒って遮られたり、「ありがとうは1回でいい」と言われたりしましたが、都度、間を置いてまたありがとうを繰り返しました。
内観光受も何度かやりました。
学長の音声を何度も聞いたせいか、せん妄状態でもひるむ事なく言葉をかける事が出来ました。
また、せん妄状態の父に美点を伝え続けると、父が私たちを導いてくれている確信もわいてきました。
誕生日のケーキを食べている時に、テーブルで父と向かい合わせになったので、ありがとうを繰り返しました。
ふと、真我開発講座で書く父母のエピソードを思い出し父に伝えたところ段々講座状態になり涙が溢れてきました。
父は嬉しそうに「照れちゃうな」と言っていました。
今日の父はずっとせん妄状態でしたが、誕生日のプレゼント用の靴を買いに行くのに私の都合を聞いてきたり、みかんやりんごを持たせてくれたりと、私を気遣ってくれる行動もあり父の愛を感じました。
父の誕生日に最高のプレゼントを父からもらった感じです。
佐藤学長。
ありがとうございます。
さらに真我に踏み込み、父が何を私たちに分かれと言ってくれているのか。
その父の愛を、しっかり受け止めたいと思っています。
