昨日のブログ「佐藤先生のみえる次元も空間も超えた、壮大な世界①」の続きとなります。
刑務所に収監された父さんに、Yさんのお母さんが離婚を持ちだしたら、お父さんは「信が生きとんじゃたら、離婚する訳にはいかん!」
そう言われ、このご夫婦は生涯添い遂げられました。
研究員は、何度も考えました。
お母さんは、自分の子供を殺された人と、どんな気持ちで夫婦としてやっていられたのだろうか?
お父さんは、自分が殺そうとまで思ったYさんが生きているなら、一生涯、懺悔の気持ちで離婚されなったのだろうか?
しかし、どれだけ考えても、真実ではない気がしました。
だからこそ、佐藤先生にお聞きしてみたいと、そう思ったのです。
佐藤先生はこんな風に答えられました。
「例えば、映画だったら、フイルムの中に全て入ってますよね。もう、答えも入ってますよね。
当然、フイルムの中にはエンディングも決まっていますよね。
「Yさんは私に会うようになっていたのです。
それが一つの到達点だとしたら、さかさまに見ていったときに、いま、そこで両親が離婚したら、全部が失敗になっちゃう。
だから、もしかしたら、ご両親はこのことを深い所で分かっていたのではないでしょうか」
「自分の子供を殺したお父さんだから、普通の人間心では、離婚するというそうなってもおかしくないですね。
でも、奥深くの真我の部分では、どこかでわかっていたのでしょう。」
「お父さんのことは、本当は悪い人じゃないということを、お母さんはわかっていたからでしょう。
お父さんを悪魔のような人間にしない。
お父さんは本当は子供をみんな愛していたんだ。
愛から出た行為なんだ」
「フイルムを逆さに観たときに、スタートラインまで見えてくるのです」
この佐藤先生の言葉を、Yさんに翌日お伝えしました。
研究員はYさんにこう尋ねました。
「Yさんは、生まれる前に戻って、このご両親のもとで苦しい人生だったけど、今、佐藤先生とこのような縁を持てた今の人生と、苦難のない人生と優しい両親に恵まれ、幸せな人生を送る。
そして、佐藤先生と今とは違う縁を持つ。
もし選べるとしたらどちらの人生を選ばれますか?」
Yさんは即答されました。
「もちろん、今の両親との人生です!」
そして、佐藤先生との深いご縁と感謝に、電話口で号泣されていました。
佐藤先生とのご縁を頂くという事。
それがどれほどの事なのか!!
時間・空間を超え、佐藤先生の元に辿り着けた私たち。
これ以上の幸せがあるのでしょうか?!
これだけでも、私たちの人生は大成功ではないか!!
そう思う研究員です。