以前、佐藤先生は、「かぶせ」には3つあると言われました。
「言葉」のかぶせ
「思い」のかぶせ
「愛」のかぶせ
佐藤先生は、その中でも、かぶせられた人が、最もきついと感じるのが「愛のかぶせ」だと言われました。
なぜなら、自分を愛しているから言ってくれているので、かぶせられた方は、心ががんじがらめになって、逆らえないようになってしまうからなのです。
愛していればいるほど、そのかぶせは強くなります。
しかし、かぶせている方には、愛しているがゆえに「かぶせている」という自覚がない場合も、往々にしてあります。
「愛のかぶせ」は、親が子供によくやってしまう、かぶせでもあります。
心の病のほとんどが「愛のかぶせ」からくる愛着障害だと、そう佐藤先生は言われました。
では、かぶせないためにはどうすればいいのか?
佐藤先生は、こう言われました
①相手の話を徹底して聴く。
そして、「そこんところ、もう少し聞かせて」と、引き出していく。
②本人が自慢話をしたら、しめたもの。
思いっきり「ほぉーーー!!凄いね」「素晴らしいね」と称える。
③一番悩んでいる人が、先生だと知る事。
④負け方を覚える。
決して自分が上に立って、言って聞かせようとしない事。
⑤相手を主役にする。
自分は脇役に徹する。
徹底して実践!
そして自分の癖を取っていきたいものです。