Q:もう心のゴミが出てきません。良い事しか出てきません。
(佐藤先生)
それを全部ゴミにするのです。
なぜならば、あなたが思う良いこととは、まだまだ比べものにならない良い事があるわけです。
特に、段々とやっているうちに「自分が正しい」という概念が強くなってくることがあります。
その時、それも捨てちゃうことです。
正しいという概念が一番問題なのです。
戦争がそうでしょ。
自分の国が正しいと思ってるから戦争になる。
ケンカもそうです。
自分が正しいと思ってるから、俺が正しい、私が正しいってなるからケンカになる。
いやー、私がまちがってました。いやぁ、自分が間違ってました。
私こそってお互いに頭を下げたら、それは和解に向かって行くわけ。
そういう事で、自分が良いと思ってることさえゴミにしてしまえば、また無限に上がって行けるわけです。
Q:心のゴミを出していると、自分の記憶には無いものが出てきます。
それもゴミとして出していけばいいのでしょうか?
(佐藤先生)
我々には、お母さんのおなかにいる時からの記憶があります。
もっというなら先祖代々からのもあります。
オギャっと生まれた時にね、先祖の因縁と前世の因縁を、それを抱き合わせて生まれてくる。
だから自分じゃわからないようなものもあるわわけです。
自分の記憶だけじゃなくて、父、母の記憶とか。
もっと言うと、世の中全体の記憶があります。
例えば伝染病とかも異常に恐れたでしょ?
あれも昔、色んなペスト菌だとか菌があって、それに人間は悩まされた記憶があるのです。
戦争の記憶もあります。
だから自分じゃどうしようもないものもあるわけです。
それを、どうしようもないものをどうにかできるものはまさにこの真我であり命の源なんです。
今、命の源って言ったけど、真我の目覚めなわけ。
その自分の解らない記憶も全部、解決出来ちゃいます。
すると、まさに奇跡みたいなのがどんどん起きます。