昨日の「ホームレス事件」の続きになります。
仕事をするのが苦しくて苦しくて、どうにもならなった。
会社の売り上げは、それを見ているかの如く、じわじわと下がり始めていました。
当時、個人の預貯金と銀行の借入金額はほぼ同額。
という事は、会社を解散すれば預貯金はゼロという事です。
今に、売り上げが落ち、借入返済で会社が回らなくなる。
すでに売り上げは落ち始めています。
このままだと、会社は倒産になっていくだろう。
売り上げを上げる手も見えない。
それどころか、何とか頑張ろうと思うのですが、手にも足にも重いバーベルが括り付けられてかの如く、一歩も動きません。
やっとここまで来たのに・・・!
やっと社会的にも認められたのに・・・!
やっと積み重なる苦労を乗り越え、安定した生活を手に入れたのに・・・!
何を弱音を吐いているんだ!
どんなことも乗り越えてきたじゃないか!
頑張ってやるんだ!!
自分を鼓舞したけれど、すぐにその心は溶けてなくなり、残るは恐怖心ばかりです。
このままだと、ホームレスになるしかない。
さらなる恐怖心が心を覆います。
昔になりますが、宗教を辞めたとき、収入が無く生活にひっ迫したことがありました。
その時も、子供にも学校(大学生と高校生)も辞めてもらい、自分はホームレスになるしかないと思ったときがありました。
その時の、夜も眠れられなかった恐怖の思いが蘇ってきます。
誰にも言えない。
誰にも知られることは出来ない。
言ってしまったら、知られてしまったら、全部が砕けていく。
頑張ってやってきた自分の人生。
その今まで全てのことが、壊れていまう・・・。
そんな気持ちのまま、佐藤康行先生のセミナーに出たのですが、なぜか、全く違う内容を質問したのですが、気が付いたら自分の現状を白状していました。
そんな私に、佐藤先生はいくつかの質問をされたのち、あっさり言われたのです。
「ホームレスになればいいじゃない」
えっ?
ホームレスになりたくなくて話しているのに「ホームレスになればいい」って、どういう事???
私の脳がパリン!と音を立てて壊れました。
そこから言われた佐藤先生の言葉は強烈でした。
佐藤先生が何と言われたのか?
続きは明日です。
また明日の8時にお目にかかりたいと思います。