研究員には二人の息子がいます。
全く性格も違うし、顔も体つきも似ていない二人です。
幼少時の時から、本当に似ていない二人でした。
同じ、両親から生まれた二人ですが、似ていないところが、さらに、結婚したお嫁さんのタイプも違うと、もっと違ってきました。
親として一番安心なのは、子供が真我を追及してくれることです。
研究員には、次男が、真我を以前数回受講しただけで、その後、追及していないことに、一抹の不安がありました。
その不安感や、なぜ受講しないのか？という、気持ちが通じるのか、次男は私に、どこからともなく反発の気持ちが出てくるようでした。
ある時、ちょっと気になる出来事があり、たまたまの機会に、佐藤先生にそんなことを伺ってみました。
佐藤先生は、さほど気にされる様子もなく
「大丈夫ですよ。
血のつながった親子のつながりは、強いのです」
それから数週間後、親子三人で食事をする機会がありました。
久しぶりに会う次男は、驚くほど痩せていました。
明らかに、一気に15㎏は体重が落ちていると見えました。
研究員の長男も、最近体重を一気に20kg以上落としました。
研究員自身も、4㎏近く落としています。
次男は「急に食べたいという気持ちがなくなった。むしろ、食べない方が調子がいい」と言っていました。
長男も「佐藤先生のセミナー後、急に痩せようと思ったら、食べたくなくなって、一気に体重が落ちた」と言っています。
その時は、ただ体調が良くなっている二人の息子に安心をしたのですが、最近、気づいたことがありました。
考えてみれば、同じ時期に、理由がはっきりせずに、同じように痩せた二人の息子
「あれ？！
親子って、知らず知らずに同じことをやるものなんだな。
別に、約束をしたり、言葉を掛け合ったりしなくても、なぜか自然にそう思えて、自然にそうやっているんだ」
具体的なことが無いと、まだまだ分かっていない研究員に「親子はつながっている」ということを、佐藤先生から「ほらね」と、わかりやすく教えていただけたような気がしました。
だとしたら、親がやるべきことはただ一つ
ただただ真我を一心不乱に追求していくことだけ、それだけでいい。
ただただ、佐藤康行その一点だけをやっていくことなんだ。
その一番楽しいこと。
その一番の喜び。
ただただ、それだけをやっていけばいいのだ！
「もう、子供の心配はない！」そう思うと、体の芯からほどけていくような開放感が広がっていきました。
