今日は、あるALSの方の話をしたいと思います。
その方は、ある分野で、日本でも有名な第一人者でもあり、大学教授でもありました。
名前をWikipediaで検索すると、彼の偉大な仕事の足跡が、たくさん紹介されています。
そんな彼が、いきなりALSを発症。
病状が進行し、呼吸器をつけるかどうかとなった時、ご本人は呼吸器装着拒否を選択をされたのです。
しかし、家族の必死の説得で、呼吸器をつけることとなられました。
呼吸器をつけられなければ、今頃は、肉体は亡くなっていられたことだと思います。
先日も、お嬢さんが妊娠をされたという報告にいらっしゃたという事です。
おなかの中の子供の超音波の画像を、見せられると、それはそれは嬉しそうな顔をされていたという事です。
今は、呼吸器をつけたことで起きる出来事を、きっと味わっていらっしゃることだと思います。
また、別のALSの方は大きな変化をされています。
そんな喜びの報告が、昨日もスタッフから入ってきました。
『ひとさし指が自分の意志で動いてる。
やはり動いている。
それをご本人に見てもらうと、ウルっと涙を流されていました。
私も泣けてきました。』
ALSの介護に入るスタッフは、介護だとは言いません。
「真我の実践をしに行ってきます。」
「今日も真我の実践に行きました。」
そんな風に、自然に言うようになってきています。
それは、ALSの事業所を作った時に、佐藤先生が事務所まで来ていただき、貴重なお話をしてくださった、その音声のおかげなのです。
その音声に支えられ、毎日、楽しそうに介護=真我の実践だと言ってくれています。
佐藤先生のおかげで、スタッフの意識がどんどん変化してきています。
そして、それと呼応する形で、現場でも、信じられないような奇跡が次々と起きてきています。
佐藤先生。
本当に、ALSの概念が覆されるのでは無いかと思われる時が近づいてきているような気がします。
ALSの世界が一変する。
そんな気配が起きているような気がします。
「真我」という名前を付けたときから、世界一であり、誰も追随できない。
佐藤先生はそうおっしゃって下さいました。
今こそ、そのことを世界に証明できる時期なのではないかと、佐藤先生とALSの方によって、ヒシヒシと実感している毎日です。