一か月ほど前、受講生のSさんからご相談を頂きました。
83歳の実家で一人暮らしの父親が、どうも様子がおかしい、どうも認知症のようだとのご相談です。
Sさんの妹であるMさん。
このお二人は、真我の追究においては、ピカ一の方たちです。
姉妹で、とことん追究され続けている中で、このお父さんに癌が見つかった時も、姉妹二人の受講で癌も一度は寛解しました。
また、この二人の姉妹は、佐藤先生のおかげで奇跡のような結婚もされています。
これらを見ても、どれだけ真我に命懸けでいらしたのか、本当に凄い姉妹です。
さて、実家のお父さんの認知の話に戻ります。
様子が変だと気づいてから、次々と新たな症状が現れ始めました。
目に見えない人と、話し始めたのです。
次々といろいろな人が現れているらしく、忙しそうに見えない誰かに向かって、大声で身振り手振りで話されています。
当然、お二人の姉妹にとっては心配です。
「一体お父さん、誰と話しているんだろうか?」と、不思議で仕方がありません。
さらにこの症状が過激化し、お父さんは、一人でフラフラ出かけてしまったり、警察に何度も電話を掛けたり、警察に飛び込んだりされるようになりました。
どうも、危険人物が現れているらしいのです。
認知では時々こうした症状はあるのですが、これを医療用語では「せん妄」と言います。
そこで、昨日、介護のプロである息子とSさんの実家に行ってきました。
そして、姉であるSさん同席のもと、息子が1時間にわたり、お父さんのお話をお伺いしました。
まずは、現状の一人暮らしであるお父さんの、生活の安全の確認です。
そして、実際、お父さんに何が見えて、何が起きているのかを確認です。
毎日、食事はちゃんとしているのか?
お風呂は入っているのか?
目に見えぬ誰かに連れられて、外へ出て行ってしまうという事も起きしているので、その辺りもお聞きしました。
生活自体は、以前より多少はされなくなっていますが、でも、しっかりされてました。
物事の認識も、きちんと理解されていました。
では、一番気になる目に見えない人たちの話です。
目に見えない人たちは、誰なのか?
それをお父さんは「彼らは電磁波を使っているのだ」そう言われていました。
姿は現さなくても、電磁波を使って、自宅に現れるのだと、そう言われます。
現れているのは、区長さんだったり、近くの知り合いの方だったりと、現実に存在している人たちのことをおっしゃています。
そして、時々、厄介なのが、どこかのやくざの人たちが現れると、そんな風におっしゃいます。
やくざが厄介なので、警察に訴えて懲らしめていると、そんな風にお話しくださいました。
ずっとお話をお聞きしていると、だいたいの全貌が見えてきました。
なぜ、飛び出してくのか?
なぜ警察に連絡をするのか?
そして、もう一つわかったこともありました。
こうやって、人が来て、話していると、電磁波の人は現れないという事です。
佐藤先生は、偶然のように、このお二人の姉妹の方が、質問をされた時、同じ言葉で答えられました。
「愛の翻訳をするのです。」
この実家のお父さんの出来事こそ、やるべきことは「愛の翻訳」です。
ということで、お二人の姉妹と共に、受講生の皆さんの力を借りながら、実家のお父さんを愛の翻訳するプロジェクトをスタートします。
そして、この愛の翻訳で「認知」がどうなっていくのか。
未だ誰もやっていないことに挑戦です。
そして、その記録を、このブログで公開していくことにしました。