愛の翻訳② 「亡くなった妻への愛」

昨日は、SYAに集まった質問会で、若者たちが佐藤先生と感動的なやり取りがありました。

彼らの何人かとは、彼らが小学校、中学校、高校生の時などに、一緒に講座を受講し、ワークもやった仲です。
親に連れられて受講していたあの小さかった彼らが、これほどまでに成長し、ここまで立派になった姿をみると、涙が溢れて止まりませんでした。

 

SYA終了後、すぐにSさんMさん姉妹のご実家へ向かいました。
お約束の面談の日です。

お父様は、WEBで孫のY君がSYAで活躍している姿をご覧になっていて
「佐藤塾(佐藤先生のところのことをこう呼ばれています)で、孫は司会をしている」
体験談や橋渡しをしている、立派な孫の姿を誇らしそうに説明くださいました。
(Y君の体験談で、過去、いじめにあっていたという話では、すぐにトイレにスッと立たれていたとのこと、辛くて聞けなったのかも知れません)

3歳の頃から、離婚したMさんと一緒に実家に帰ってきたY君を、父親代わりに育ててきたお父様です。
本当にY君のことは可愛いらしく、昨夜も泊まりに来たなどと、話が弾みます。

 

お父様の過去をお聞きしていると、ある瞬間、表情が変わりました。
それは、17年前に50歳代で亡くなられた奥様の、入院中の話になった時です。

毎日、病院に通ったという話を熱心に話してくだいました。
「私が行くまで、ご飯も食べずいるから」
「ご主人が来られるのを、待っていらしたんですね」

頷きながら「わたしは、毎日、お昼までには妻のところに通ったんです。毎日です!」
まるで恋人のことを話すような表情で話てくださいます。

亡くなられた時のことは「それは・・・・・」と言葉に表せなかったようなので「お辛かったですよね」というと、首を縦に振られました。

 

85歳の、人生を頑張っていらしたお父様です。
弱音や心の中のことは、なかなか表にはあらわされないお父様ですが、亡くなった奥様のことは、奥様との愛がお父様を動かすのか、にじみ出るような愛の表情をされます。

うっすら目に涙を浮かべるような表情で、奥様との最後の日々のお話を、ポツリポツリとお話しくださいました。

奥様が亡くなられた後は、再婚もされずにいらしたお父様。
「奥様のことを愛してらしたからですか?」とお尋ねしたら、素直に「そうですね」と言われます。
そして、心の中には、今でも生き生きと奥様が生き続けていらっしゃるようでした。

 

研究員が帰った後、お姉さんのSさんが、電磁波で出てきた奥様お姉さん(彼女たちの叔母さん)のことで、お父様を怒らせてしまい「帰れ!」と言われてしまったとのこと。

家を出たけれど、もう一度、思い直して家に帰り、お父様に「ありがとう!!ありがとう!!」と言われると、お父様は「何がありがとうなのだ!!」と怒られたそうです。
自分たち姉妹を育ててくれたこと。
一人暮らしで頑張ってくれていること。
それらを「ありがとう!」なのだと娘のSさんが言われると、ポケットからハンカチを取り出し、鼻を押さえられたお父様。

長年、頑張っていらしたお父様の人生で、愛する娘から「ありがとう」と言われ、思わず感情が溢れ出したお父様、、、、。

 

親子、孫という力と、あの世の奥様の力。
それらすべてが愛の流れの中で、感動的な物語を紡ぎだしていました。


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4.体験談集(取材録)
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