誰もが経験があり、何とかしたい出来事。
それは、どうしても苦手な方が身近にいて、毎日、いやな言葉や態度に接しなくてはいけない環境にある場合、自分から出てくる思いに、苦しく思ったりすることがあります。
そんなことを佐藤先生に質問したら、佐藤先生はどうこたえられたのか?
今日は誰にでも経験があると思われる出来事について、皆様とシェアさせていただこうと思います。
「巻き込まれているのは間違いないですね。
私は皆さんに、ごみを書かせて思いっきり私にぶっつけることをやりますよね。
私がそのまま受けていたら、私が落ち込んでしまうことになりますよね。
向こうから闇が来た時、こちらから光で返す。
そのチャンスが来たのだと思うったらいい。
チャンスであり、訓練であり、そういう場面が来たなとそういう風に思えばいいわけです。
巻き込まれないということです」
Q:どうしても巻き込まれてしまいます
「でも、巻き込まれるのは嫌でしょ?
逆にそういう人を利用して、ステップアップすれば訓練だと思われたらいかがでしょうか?
皆さん、最初にここにいらしたとき、悩みや苦しみ出来たでしょ。
でもそのおかげで、真我に出会ったということになるのです。
これを逆にステップアップだと捉えればいいのです。
私が真我の実践を唱えるように言ったり、内観光受もそうだし、瞑想もそうだし、
これは、皆さんにそういう現実が待っているから、それに巻き込まれないためのいろんなワークを編み出しているわけです。
そういう人は、自分が認められたい場合にそういうことをする場合があるのです。
自分のことをわかってほしいために、相手を陥れたり、自分が不幸なんだと言ったりする場合がほとんどなんです。
そういう人は、その人のいい所を認められたらコロッと変わっていく場合があります。
だって本当は認められたいのであって、人の悪口を言いたいのではないのです。
自分のほうを認められたたいのです。
そういう人とは、次元が違えば会うこともないですね。
あなたは次元を変えるか、離れるか、
まぁ、その場所を変えれば会うこともないですよね。」
Q:佐藤先生はそういう場合、どう見えるのですか?
「うーーん。
私には、自分を認められたいのだなという風にしか見えないですよね。
私は、全人類といったときに、その中には苦手な人も殺人鬼も入ってきます。
全人類!
そうなったら違ってくるわけです。
私は以前、刑務所に講演に行ったことがあります。
その時に、二つのことに気を付けました。
一つは彼らを悪い奴だと思わない。
二つ目は何かを教え諭すことすことをしない。
そして、講演後、確認したら全員が感動してくれたと聞きました。
その時思ったのです。
あーやっぱりそうなんだ。
人間は皆同じだと。
全部通じるんだ。
いろんな環境で育ってこうなったのだ。
そう思って、自信を持ちました。」