予言⑤ ~ダニエル書による予言~

今日も有名な「黙示禄」ともいわれる「ダニエル書の予言」の中の、救世主の部分の記述をご紹介します。

「ダニエル書」とは、ユダヤ教・キリスト教の黙示禄で有名な、黙示思想の最も古い形を含んでいる予言書です。

 

ダニエルという青年は、ネブカドネザル王率いるバビロン軍によって攻め滅ぼされた「ユダ王国」の出身だと言われています。

捕虜としてバビロンに連れて来られたのですが、頭脳明晰な美少年で、不思議な霊力を持っていたため、宮殿で王の助言者として仕えていて、数々の予言を遺しています。

 

そのダニエルの予言では、『メシア(救世主)は「終わりの日」から救うために来るのだから、メシアが現れる時と同時に、何か人類に破壊的な出来事が起こる可能性があるのでは……』とされています。

まさに、コロナウイルスに怯える、今の世界を予言しているような内容です。

 

そして、最後の世界帝国が滅びた後、ユダヤ人のための「永遠の国」が樹立されるとなっています。
さらに、ダニエル書では「人の子(救世主)」の来臨によって、「永遠の国」が樹立されるのであると書かれています。

その「人の子(救世主)」によって「永遠の国」の樹立の文章は、以下のように翻訳されています。

 

見よ!
「人の子」のような者が天の雲に乗り
「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み、権威、威光、王権を受けた。

諸国、諸族、諸言語の民は皆、彼に仕え、彼の支配はとこしえに続き
その統治は滅びることがない。

 

この文章を見て、驚きました!

まさに、研究員が昔見た、山のてっぺんで杖をもって、世界を一変させている老人
その人、そのものを表現していたからです。

あの仙人のような、あの神々しい佐藤康行先生の姿を、このダニエルという青年も見たのだろうか・・?!
それも3000年近く前に!!!!!

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