世の矛盾

佐藤先生は幼少時に「世の矛盾を感じた」と、そう言われます。

確かに人間のやることは、矛盾だらけです。
世界は矛盾に満ち満ちています。

しかし、普通は、その矛盾を感じ始めるのは、たいてい、青春期だとか大人になってからです。
そして、世の矛盾を感じながらも、その答えが見いだせないというのがほとんどの人間です。

ところが佐藤先生は、幼少時から世の矛盾を感じられ、人間の創った矛盾という世界を、幼少時に自分自身の中から昇華することが出来たという、普通ではない方だったのです。

 

先日の佐藤先生のお話の中にもありました、幼少時に鶏を可愛がって愛情豊かに育てられていた鶏の話に象徴されます。

すでにこの話は、佐藤先生からお聞きになっている方も多くいらっしゃることでしょう。

 

今日はその鶏をどれほど愛おしく育てられていたのかという話を少し付け加えさせていただくことと、それ以外に佐藤先生が「世の矛盾」を感じられた出来事をご紹介させて頂こうと思います。

 

佐藤先生が可愛がって育てられた鶏は、お父様が近所から頂いてきたブロイラーでした。
そのブロイラーを、貝殻を割って与えたりしながら、本当にペットのように可愛がられて育てられたようです。

鶏も佐藤先生に本当になつき、佐藤先生が「トートトト」と呼ぶと、バタバタバタ!と、どこからでも羽を羽ばたかせながら、佐藤先生の後をついていくほどに懐いていたという事です。

その可愛い可愛い鶏が、ある日突然、夕ご飯のおかずになっていたというのは、相当なショックだったことは想像できます。
佐藤先生は、一晩中泣いていたという事です。

しかし、不思議な事に、佐藤先生はその事で、絞めて家族の食事にしたお父様を、ほんの一瞬も恨む気持ちを持たれなかったことです。
トラウマにもならないというのが、佐藤先生の特徴です。

 

また、佐藤先生は、こんな思い出も語られています。

 

小学校の時、学校が統合されました。
今まで通っていた小学校が突然閉鎖され、隣の学校に通うことになってしまったのです。

子供の気持ちも考えず、大人の論理で突然そのようにさせられる。
その時も、納得しかねる世の矛盾のようなものを感じられたようでした。

 

この世界は、人間から観たときは、矛盾に満ち満ちています。
そういう哲学者のような感覚を、すでに小学校の時から心の奥に感じられていた佐藤先生。

そして、その答えを、本を読むとか誰かに教えを乞うというような、外に対して求められた形跡は一切ありません。

佐藤先生は、人間が答えられない世の矛盾に対して、ご自身の中からすべての答えを発見されてきたのです。

 

研究員が驚くのは、その佐藤先生の幼少時からの一貫された姿勢です。

あらゆる出来事を、自分の中から昇華され、それを人類のために使ってくださっている。

その佐藤先生の一貫した姿勢に、佐藤先生はもともとそのように誕生され、そうなるべく生きてこられたのだと、そう思わざるを得ないのです。


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3.佐藤康行の逸話紹介
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