「真我を開発して、少し良くなってきたのだが、また戻ってしまった。
むしろ、前より悪くなったようにも見えるのですが・・・」
そのように佐藤先生へ質問される方がいらっしゃいます。
なぜそのように見えるのか?
今日はその仕組みについて、佐藤先生がどう解説されているかを紹介したいと思います。
あるひきこもりの方をテーマにご紹介しますが、からくりはすべて同じことです。
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家庭の中での夫婦関係が問題で、子供が引きこもりになった。
クリニックに来て良くなっても、環境がそのままだったら、さらにその問題点が見えるようになる可能性がある。
鬱になった原因が、何も変わっていない。
結果だけを求めると、それは対処療法になります。
根本治療をすることです!
根本治療とは、家庭を平和にし、夫婦仲よく円満にすることです。
夫と愛し合った結果できた子供だから、子供から観ると話が違うわけなんです。
「愛し合ってできたはずの私なのに、表では喧嘩ばかりしている」
そうすると、益々怖くなるのです。
自分の中にある、平和をみれば観るほど、戦争が余計に怖くなる。
これが、一見悪くなったように見えるのはそこなんです。
根本的な原因の根っこを消す。
そうすれば再発しなくなる。
ここでやっている療法も、根本が変わらなければ、対処療法になってしまう可能性があるのです。
むしろかえって問題がはっきり見えてくる可能性があるのです。
結論を言うと、子供に問題があるのではなくて、夫婦が仲良くなる、家庭が平和になる。
ここがポイントです。
ここが急所です。
ここでやっているのはそこをやっているのです。
子供を何とかしてやる事ではないのです。
自分たち夫婦が仲良くすることです。
「こんなに自分は幸せな家庭に生まれたのか。」と、子供が自慢できるようなそういう家庭にしましょう。
男と女は神様が創った仕組みだから、ここに戻ることです。