昨日までの振り返り
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正直に言って私も、本当に落ち込みました。
それは何で落ち込むか？ といったら、私が元気だった、吹っ飛んで歩いた佐藤康行と比べるから落ち込むんですよ。
あれを忘れれば良いんですよ。
もうあれは違う。古い佐藤康行なんだ、と。
これからが新生の本物の佐藤康行なんだ、と。
だから、あんなの忘れてこれをスタートラインにするというメッセージなんだ、と。
なんで続きをしようと思うんだ！
続きをしようと思うから、落ち込むんです｡
続きじゃないんです。
これは一回幕が降りたんです。
幕が降りた・・・！
幕が降りて次の芝居が始まったんですよ。
その次の芝居に取り組んで行けば良いんですよ。
そこで何が起きるか？
どういうことが起きるか？
どういう物語が待ってるかなんて考えないで・・・。
そんなこと下手な期待なんかすることないんですよ。
今、一瞬一瞬で、今ここで、や ってればいいんであってね。
期待もするからね。
期待通り行かないって落ち込むんですね。
それから過去の良かった時の自分と比べるから落ち込むんですね。
過去とも比べない！
未来にこういうことを期待することもしない！
今ここでどんな状態でも生かされてるんだ。
この生かされている
この瞬間、この瞬間、この瞬間を自分を出しきるんだ！と。
正直言っておしめの時も、リハビリが始まった時「なんでこんなことやらなきゃいけな んだ」と何回も思いました。
「なんで、足一歩前に出せないんだ」とかね。
こんなこと、 五十何年間考えもしなかったことを、一生懸命考えたんです。
試行錯誤して。
普通は考え もしないでしょ？階段一つ一つ上がるなんてね。
そんな階段を一歩上がるのも、色んな事考えなきゃいけないわけですよ。
でも、これがスタートなんですよ！
これがどうであれ！ 何であれ！！
その元気だった飛んで歩いている佐藤康行。
それを忘れることなんですね。
今、これがス タートラインですから、これが必要なんですよ。
後から必ず「やっぱりそうだったのか」と、必ずわかって来ます。
今まで全部そうでした。
多分今回も同じだと思います。
「あ、そういうことだったのか」と、後から気づく。
ま、そういうふうに思っています。
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さらに明日に続きます。