昨日までの振り返り
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今回ですね、自分が体がこうなった時に、ひとりの一言一言がいかに力になるか!
例えば病院で、寝ててね、思い切って一回「えい」 ってやったら、ポンと足が動いたんですよね。
そうしたら医者が 「あー、歩けるようになるかもしれないな」って言ったんですよね。
それだけで嬉しいわけですよ。
たった一言、そういうことで励み になるわけですよ。
「尿瓶におしっこの仕方上手いわね」って看護師さんに褒められただけで、嬉しいわけですよ。
私は今まで、そんなふうな立場になったことあまりないです。
大病なんかしたの初めてですよ。
生まれて初めてなんです。
入院なんかした こと無いですから、私は。
でもはじめて、一人の一言一言、存在とかそういことが大切な事がわかりました。
だから自分でね、「佐藤康行回復ノート」っていうノートを作ってね、よくなったとこ教えてくれって。
そういうこと、励みになるわけです。
昨日より一歩、指一本動く ようになったとかね。
そういうことを、嬉しいわけです。
もしかしたら、そういうふうになったことがない人は、全然わからないでとんでもない言葉を言ってるかもしれないです。
でも、こういう身にならなきゃわからないです。本当に。
だから私はね、色んなね、世の中に苦しんでる人のそういう人の為に何かが出てきそうな気がしてならないんです。
もの凄く楽しみなんです。
昨日よりもひとつ、変化すればいいわけです。
ひとつ変化。
紙一枚乗っけていく。
毎日その上に乗っけてくと天井までいく可能性ありますよね。
一歩一歩やったら変わる。
天はね「お前にはまだやることある」っていうことで、生かしてくれてるんでしょうからね。
だから私は、やるべきことは精一杯やっていきます。
逆に去年の暮れよりも今の方が、ズーッと健康体なんですよ、実は。
このスリムな体見て下さい!(会場笑い)
全然健康体なんです。
だから長生きさせてくれるために、私にこうふうに病気をくれたんだなと、そうも受け止めています。
こうでもしなきゃ、私はもっと自分をぶっ壊してしまうかもしれないからね。