※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです
2000年の12月に行われた「やり直しの営業」という、二日間に渡るセミナーのテープを聞いています。
佐藤康行が参加者の方との質疑応答や、ロープレなどが主になった、かなり営業の実践形のセミナーです。
今、聞いても全く色あせることなく、大変新鮮で、なお且つ現代に通用する話ばかりです。
その中で、大変興味深い質問がありました。
それは、佐藤康行の有名な、Tのセールスマンの話についての質問でした。
「塾長は、みんな友人だとおっしゃってましたが、何故、Tのセールスマンには、友人とは思えなかったのですか?」というような質問だったと思います。
それについて、佐藤康行は「今の私にだったら、Tのセールスマンは同じシチュエーションでも、どこの馬の骨だとか、石っころだとか、そんな事は言わないでしょう」というような内容の事を答えていました。
「それはどういう事なのでしょうか?では、あの話はどう解釈すればいいのでしょうか?」
「あのテープは随分皆さんの役に立ったようです。テープがダビングされ、独り歩きして、多くの方に聞いてもらいました。」
「一番、困難なことにチャレンジした・・・・そして、自分自身を変えていった。それが、皆さんに共感を生んだのでしょう」
そして、先程の言葉「今の私になら、彼はそんな事は言わなかったでしょう」という話でその質疑応答は終わっていました。
佐藤康行のどこが変わったのか?
佐藤康行はどう変わったのか?
テープを聞きながら、私は大変興味を持ちました。
手元に、「成功と幸福を呼ぶ言葉」という、1992年6月に発行された書籍があります。
その著者プロフィールには、世界で始めての「思い方教室」「魂の開発講座」の開催を通して・・・・・・。年間100回を超える講演・・・・・。
「実践型経営者」などと紹介がある。
本の内容は、今の表現とは少しテイストが違うけれど、クオリティーの高さは今と同じで、新鮮且つ凄い内容です。
佐藤康行はどう進化したのか?
佐藤康行はどのように創られてきたのか?
佐藤は常に進化をしているように感じます。
これは、あくまでも佐藤康行を研究する私の捉え方ですが、佐藤の進化は「追い風」と「向かい風」、この双方で進化しているように思えます。
佐藤はテープの中で「摩擦」というような表現をしていますが、摩擦で磨かれそして進化する・・・・・。
もし、佐藤康行がそうであるとするなら、私達も勇気が出てきます。
向かい風の中、心に摩擦を感じたとしても、それが自分の進化につながる。
何故なら、そうして佐藤康行は進化し続けている姿を、みせてくれているではないか・・・・!
佐藤康行は常に進化し続けている。
それが、佐藤康行なのだ!