昨日、驚くこと、そして嬉しい知らせが入りました。
ALSの介護に入っているスタッフからの、現場からのメールでした。
「今、〇〇さんの左人差し指が、ご自身の意思で動かせるようになりました。今日初めてとのことです。」
いつも献身的に介護してくださっているスタッフにとって、何よりの一番うれしい出来事です。
関わるスタッフ全体で、喜びを分かち合います。
ALSという病気は、筋肉の病気ではありません。
神経系統の病気です。
脳のユーロン伝達が出来なり、筋肉を動かすための神経の伝達が出来なくなる病気です。
ですので、指が動くようになったという事は、脳に何らかの新たな神経の道が出来たと推測されます。
凄いことです!
佐藤先生がいつもお話しくださる、「元に戻す力」が働いているのです。
もし、誰かひとりでも、ALSの症状が回復したら、それは、世界中のALSの方の希望になります。
そして、誰もが再現できることであれば、この病は、不治の病ではなくなります。
佐藤先生は、一人の後ろに何万人という人がいる。
そういう思いで、ひとりひとりをやってこられました。
介護スタッフの皆さんも、その佐藤先生の思いを受け継ぎ、いつも現場で献身的に働いて下さっています。
そのスタッフの精神的な飛躍が、ここ最近、凄いのです。
結果、スタッフ同士の心の調和。
患者様のご家族との調和。
介護の場面で、そういった場面が多く見られます。
ともすれば、過酷とも思える介護現場で、目に見える利用者さんの姿に振り回されず、ただただ、その方の真の姿を観る。
そのために、佐藤先生の音声を聴き続け、時間があれば、佐藤先生の「太陽のカウンセリング」を行い、介護者の心と体を調和させて、ご自宅へ伺っています。
そこで起きる出来事の一つ一つが、また、介護するものにとっての、無常の喜びになっているようです。
佐藤先生のことば。
「人は命より愛が大切な事を知っている」
まさに、この一言に尽きる現場です。
佐藤先生がされていること!
これを実証するのだ!
この意気込みで、世界に初めてのことに、毎日、挑戦しています。