今から6年程前のことです。
札幌で佐藤先生のセミナーが開催された時のことです。
佐藤先生が、真我一本の道を選ばれたきっかけのひとつになった、北海道のTさんが参加されていました。
30年程前、佐藤先生の真我開発講座で「俺のおやじ、おふくろをぶっ殺してやる!」「キリスト教のやつらを抹殺してやる!」と、そう叫んだという、統合失調症だったTさんです。
そして、講座を受講されていたら、目がポンと戻り、最後には「お父さん、お母さんが大好きだった!」と、そう叫んだという、あのTさんです。
勿論、佐藤先生のためにご自分の体験談を話すために駆けつけてくださっていたのです。
Tさんは、セミナーで参加の皆さんの前で体験談を話された後、懇親会にもご参加されました。
当時、青年だったTさんも、もう、立派な男性でした。
あれ以来、本当に治りっぱなしです。
家業を継いで、営業の仕事もされているとのこと。
「この方が本当に統合失調症だったの?」と信じられないほどの治りっぱなし状態の方でした。
どれほど治りっぱなしだったのか?
そのシーンをまともに見て、驚いた出来事が起こりました。
それは、セミナーが終わって、佐藤先生が北海道の方と懇親会を開催されている時でした。
佐藤先生が急に、彼にこう言われました。
「T君、あちらの席にいるお客さん(勿論、全く見ず知らずの方たちです)のところに行って、あの焼き鳥を食べてきなさい。
そして、彼らをこちらの席に連れていらっしゃい。」
「はい!」というと、Tさんは何のためらいもなく、スタスタとそちらの席へ行かれました。
どうなるんだろう・・・と様子を見ていました。
Tさんは何かその人たちに話かけたかと思うと、その人たちの席に座り込んで、笑顔で談笑しながらもそのうちに、本当に焼き鳥を食べています。
そして、しばらく談笑して盛り上がっている様子だった彼らの何人かの方と一緒に、Tさんは佐藤先生の席に戻っていらっしゃいました。
もうすっかり仲良くなっていらっしゃいます。
佐藤先生の席で、Tさんと初めて会うその皆さんとが、まるで昔からの友人のように仲良く食事をしました。
驚きました!
Tさんは、治りっぱなしどころか、さらに人間関係をうまく作れる、営業の達人になっていらっしゃいました。
その後Tさんは、佐藤先生当時のセミナーでの様子を、事細かに研究のためにお話しくださいました。
そして、ブログで本名を出して書いてもいいと、そうおっしゃってくださいました。
その時にインタビューさせていただいたTさんの体験を、このブログで紹介させていただいたのですが、古いブログのため、今回探しても見つかりませんでした。
ですので、この当時のTさんへのインタビューの話を、もう一度、このブログに書き残しておいておこうと、そう思います。
ご興味のある方は、ぜひ、明日のブログをご覧ください。