発信者としての質問　~メディカルカウンセラー勉強会　その⑤~

Q8:不登校の息子に、話してもらおうと思っていますが、息子は途中で「もういい」と心が閉じてしまいます。
息子の心の扉を開く方法を教えてください。

（佐藤先生）

一番のポイントは、自尊心なのです。
これは、大人でも子供でも、誰でもが同じなのです。
人類みんなそうです。

赤ちゃんでも子供でも、自尊心を認めてあげる。
自信をつけさせてあげる。
そういう環境を作ってあげる。

そのような言葉で、そのように相手の話を聞く。

人間が永遠に、いつも願っている求めているものは、自尊心を満たすという事です。
自信をつけるという事です。

そこだけに焦点を絞って行ったらいいです。

自信をつけさせ、自尊心を満たしてくれる言葉は、どれだけ言われても飽きないですから。

ご飯を食べるのは飽きないでしょ？
それ以上に飽きないと思ってください。

「この間、これを言ったから、もういいじゃない」では無く、何回でも言ってあげるといい。
何十回でも、何百回でも、何千回でも言ってあげたらいい。

そして、だんだんコツを覚えたら、子供が同じ学級の子供たちに、美点発見をやらせたらいい。

そうすると、自分が余裕が出てきますから、初めて人を褒める気になってきますから。

自分が余裕が無いと、人が立派になったら、妬みや嫉妬を持つわけです。

まず本人に、自信を持たせてください。
「あなたはこんなに豊かで、こんなに素晴らしいのです」と、手を変え品を変えてやってあげてください。

まずそこに専念してください。

お子さんは、あなたにとって大切な宝ですから、より磨きをかけてください。