佐藤先生との「満月前提」の質疑応答

2017年に行われた佐藤先生と受講生との質疑応答です。
「満月前提」についての質疑応答の一部ですが、ぜひ、ご覧になってください。

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(受講生)相手を満月に捉える場合、相手の言葉、態度、行動の中にある、見えてない愛を見ようとすることが秘訣でしょうか。

(佐藤先生)相手の見えない所を見るんじゃないんです。
三日月は満月には絶対見えないわけ。見えてからやると、一生できないです。

じゃ、どうしたらいいか。
それで、前提にするわけです。

いい行いした時に「満月なんだ」となったり、相手がそうじゃない場合は「三日月なんだ」と、今度は差別心が出てくるわけ。
人によって、人の態度によって、もっともっと下手したら、振り回されちゃう可能性がある。

そうではないんです。

みんな満月、みんな神、みんな完璧完全という前提です。
いかなる場合も。

そして、その人1人じゃなくて、その人のバックボーンの家族も全部満月。また、先祖代々、何百代前も全部満月。前世も全部満月。

全部、全部満月。
世界中の人が満月という前提です。
世界中の全ての国の人が満月という前提。

 

(受講生)そうすると、とても腹立たしい相手に対して、前提とするから、その行動に隠れた愛を見つけようとする。こういう発想ですか。

(佐藤先生)隠れた愛」というより、その人は愛の塊だという前提。
何があろうが、刑務所入ろうが、殺人鬼であろうが、全部愛という前提です。境目がない。

 

(受講生)どうしても満月と捉えられない。

(佐藤先生)満月として捉えないんですよ。

いいですか?
ここ、ものすごく大事です。

満月という前提なんです。

絶対、満月。いかなる場合も、何があろうと満月という前提。
そうしたら、その場で変わっていきます。

はい、どうぞ。最も大事なとこだから、いろんな角度を変えて質問してください。

 

(受講生)そこの悟りまで行くのに……。

(佐藤先生)ちょっと、いいですか? すぐバンバン言いますよ。

悟りまで行くんじゃない。
悟ってるんです。

いいですか? ここ、大事ですよ。
悟りまで行く必要ない、悟ってるんだから。

山で言うなら、頂上は最初からあるんです。
下界から上がる前も同時にあるわけ。
一番下も一番上もあるわけ。

 

もう悟ってる心があるんです。
それが真我なの。

悟ってない心は偽我、偽の我なんです。先ほど「エレベーターの何階、何階」と言ったけど、あれは全部偽我なんです。
100階であろうが全部偽我。

本当の自分は無限階、無限次元なの。無限次元からやるから、どの階でもどうにでもなる。自由自在にできるわけ。
私は1階にでも下りていけるし、50階でも話できる。どっからでもできるわけ。そういう感じ。

 

(受講生)半分分かって、半分分からないような。

(佐藤先生)ここ、ものすごく大事ですからね。これを完全に落として皆さんができるようになっただけで、これで皆さんの一生涯、安泰ですから。


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