佐藤先生へ、ある方が、こんな質問をされました。
『母は「自分は幸せ」と言いながら、日ごろ愚痴を言います。
私は、母が、嘘をついているように感じてしまったりします。
本当に幸せとは思えないのですが・・・。』
佐藤先生はこのように答えられました。
愚痴が言えるという事は、自由だという事です。
それも含めて、幸せなのだと受け止めてあげたらいいですね。
「お母さん、幸せなんだね」と言ってあげたらいい。
愚痴を言ったから、幸せじゃないという事じゃない。
愚痴も言えるし、不満も言えるし、言いたいこと言える。
これは幸せなんです。
幸せだという前提で、受け止めることです。
お母さんが明日死んだら、不幸なまま死んだという事になってしまいますよ。
お母さんは幸せなんだという、そういう捉え方をしてあげたらどうでしょうか。
いろんな問題があるかもしれませんが、それも含めて幸せなんだ。
そのまんま。
そこからなんです。
そして、今日そこから幸せになれる。
もし今、ここにお母さんがいたら、号泣して「ありがとう!」っていうでしょ?
お母さんはそのまんまで、幸せになったという事ですよ。
幸せなんです。
いい人生なんです。
そういう会話をしてみたらどうですか?
全く違う捉え方になれるかも知れませんよ。
景色が変わってきますよ。
もし「そんなことないよ」と言い出したら、それもまた本音なんです。
それはそれでまた面白いじゃないですか。
全部、あなたは満月だって見てあげるのです。
雲の上は太陽なんです。
そういう前提でやるのです。
これは、プラス思考じゃないんですよ。
本当の真ん丸なんです。
雲の上の太陽は、一秒も休まず輝いているでしょ。
これが真実なんです。
人間の心の奥に、太陽のような真我という真理があるのです。
それを神たときに、雲は消えるのです。
今日の研究所ブログは、この質問をされた方に贈るブログです。