研究員が以前、所属していた某宗教では、自分は誰々の生まれ変わりだという、自分の前世がわかるというのを売りにしていました。
そしてそれは教祖のみが認定していました。
自分の前世が偉人だったり有名な人だと教祖から言われると、それは自分が凄いという扱いになり、教団の中では、現在の自分より前世の人の名前が今の人格となっていきます。
そのことで、某団体の多くの方が振り回され迷わされ、人間の価値は「誰の生まれ変わりか」で決められているという、そんなバカなことが、なぜかまかり通っている団体でした。
佐藤先生は、輪廻転生や前世について、全く違う解説をされます。
誰が聞いても「なるほど」と納得できる解説です。
ある意味、複雑ともいえる転生輪廻や前世という仕組みについて、佐藤先生は「DNA」と「魂」に分けて、とても分かりやすく解説下さいました。
今日は、その佐藤先生のお話をシェアしたいと思っています。
「あなたは誰々の生まれ変わりですと、名前を出して言うのは違います。
そんな訳ないんです。」
「輪廻転生とは、雨に例えるなら、雨は雲から落ちてくる。
そして、海という全体に流れていく。
山に落ちれば、山の地下にもぐったりする。
また、他の生物の体内に入ったりする。
時には氷になったり、時には気体になったり、形を変えて輪廻する。
生命もいろんな形になるのです。
誰々さんだというのは、私に言わせればいい加減だと。
何の証拠があるんだということなのです。
自分がいる、親がいる、先祖がいる。
DNA的には順番通りになっています。
自分より先におばあちゃんが生まれるとか、そんなことはありませんよね。
しかし魂の部分は違うのです。
先祖代々の方が、遠い所から来る場合がある。
磁石でいうなら、遠い所からくるほうが磁力が強いでしょ?
離れているところから、餓死ッと来るのは磁力が強いのです。
魂も同じことです。」
「私は魂とDNAを分けて話しているのです。
その魂は輪廻するという風に捉えているのです。
しかし、肉体は消えてなくなります。」
なんとシンプルで分かりやすいのか!!
前世を誰々の生まれ変わりとか、転生輪廻を間違った捉え方をされている方に、ぜひ、知っていただきたい佐藤先生のお話です。