発信者としての質問　~メディカルカウンセラー勉強会　その⑫~

Q16:自己肯定感の低い方を、三日月で見てしまいます。
何とかしてあげたくなってしまいます。
満月に見えるようになるためには、どうしたらいいでしょうか？

（佐藤先生）

今「満月に見える」と言われましたね。
満月には誰も見えないのです。
私も見えないです。

だって、三日月を見て満月には見えないでしょ？

「満月に見えるようになる」とおっしゃったのですが、そこが違うのです。

満月なんです！

見えなくても満月なんです。
全く暗闇で見えなくても、月はあるのです。

雲に隠れて見えなくても、太陽は一秒も休んでいない。

そのように見えるようになるんじゃないんです。

月は常に真ん丸で満月。
どんなに雲に覆われていても、太陽はいつも輝いている。

満月なんですよ。

満月に見るんじゃないんです。
満月前提なのです。

どんなにひどい人でも、満月前提なのです。

そう見えないと言ったら、必ずそこに引き込まれてしまいます。

でも、満月という前提なら、そこに引き込まれませんから。
絶対引き込まれまれませんから。

だから、その満月という前提で行くんです。

雲で太陽が見えなくても、太陽はいつも輝いているんです、という前提。

これが真理なのです。

あと、大事なことは、発見です。
発見能力。

相手は自己肯定感が低くて、暗いことばかり言ってたとしても、その人も満月なんです。

あとは、その人を見る、自分の肯定感なのですよ。
自分の見る目です。

とても肯定できなくても、満月なのです。
刑務所に入っている人たちも、満月なのです。

そうしたら、その人たちを刑務所から出すことが出来るのです。

でも刑務所に入っている人は悪い人だという前提で、その人たちを、ネガティブで犯罪者揃いだという前提で行くと、その人達は肯定できないです。

当然、あなたに相談に来るには、何か悩みを持ってきているし、自分を肯定できないから来ているかもしれません。

それを肯定できるようにしてあげるのが、あなたの仕事だと思ってください。

だから自分を鍛えている人、有難い人です。

さらに質問が続きます。
その質疑応答は、明日のブログになります。