昨日、久しぶりにある真我の友人と会いました。
その方は、現在、癌です。
その方の癌は、悪性ではあるものの、もともとのステージ２のまま、進行もせず消えることもなく、現在は自宅療養をしながら過ごしていらっしゃいます。
現在、その癌は、石灰化してきているとのこと。
石灰化というのは、癌が活発に動くのではなく、緩やかに死滅している方向へ行っていて、癌組織が固くなっている状態だということらしいです。
その方に、改めて癌になった理由をお聞きしました。
すると、ご自身のもともと持っていた性格が原因だと言われます。
その性格が、環境によって現象化したという捉え方をされていました。
まさに、佐藤先生が言われる、根本原因と環境原因です。
さて、その方が、研究員にとって、大変興味ある話をされます。
療養をしている現在、その方は癌患者が集まる自助グループに参加されているとのこと。
その組織は、全国に支部を持つ大きな癌患者の組織であり、多くの癌患者さんがグループに参加されているとのことです。
そこでは、食べ物や生活。
いろいろな情報などが取り交わされているようですが、最終的には、全員行きつくところが「心」の話になるとのことでした。
先月参加していた人が、今月には死んでいる。
そんなことも日常的に起きているようで、まさにリアルに命と向き合うことになるのだそうです。
その方は、その自助グループに参加し始めて間もないのですが、実は昨日、神奈川の会長から、お手紙が届いたということを話してくださいました。
その手紙の内容は、その方に、来期の神奈川の会の会長を引き受けてほしいとの内容だったそうです。
ご自身は、まだ参加し始めて間もないのに、なぜ自分なのか？
また、そうした役割を引き受けることで、癌の原因ともなった自分の性格に悩まされてしまうのではないかと、実は迷っていると言われます。
私は、その方にとって、新しいステージの景色が見えた気がしました。
その方が、佐藤先生の元で、なぜ熱心に真我を追及されてきたのか。
今こそ生かされると、そう感じたのです。
そして、自らの癌と皆さん癌も、同時に一気に消してしまうことが出来る。
まさに真我の実践、真我の和解、真我の拡散。その時が来たのではないかと、そうその方にお話してみました。
その方の顔は、みるみる明るくなられました。
そして、私まで、力が湧いてきました。
癌であるその方がやるからこそ、多くの癌患者の皆さんの魂に届くであろう。
そのように思えました。
まさに、癌さえ味方にする生き方。
それは、素晴らしい人生だと、そう思いました。
