Q:相手の方が「〇〇」とその件について言われたので、私は「△△」と答えたのです。
私のやり方のどこが悪かったのでしょうか?
こうなると、何をどうしたらいいのかがわかりません。
どこが悪かったのか?どこをどうすればよかったのか?
佐藤先生、教えてください。
佐藤先生:今、おっしゃっているのは、全部、対処療法です。
「そうきたものに、私こうやっている」
私の言うのは、その話じゃないのです。一切のミスが無くなる、一切が消えちゃう、そういうのがなくなる、完全に消えちゃう。
そうなりましょって言っているんです。
例え、もし、そうなったとしても自分で勝手に気ずいていける。
「ア―私は思い違いをしていた」と。
この問題に対してこうする。
それは対処療法です。
その場はうまく行ったとしても、こっちにはこうと、こっちにやっても、今度、あっちがうまくいかない。
モグラたたきみたいになっちゃう。
こっちをやればこっち、あっちをやればあっち。
もうどんどん、ね。
特にもう、私が今まで見てきたのはみんなそうでした。
いっくらやっても、それこそ空中でなにかをやっている、クルクル回っている。
そして、何か成果が出ない。
そのまんま放っておくと、まァ、完全に浮いちゃいます。
自分では、もの凄く真面目で、誰よりもしっかりやっているはずなのに、ハッと気が付いたら宙に浮いている。
そうならないためにも、前もって気づいていきましょう。
Q:そうなってしまう人とそうならない人がいるのでしょうか?
佐藤先生:そうなる人は錯覚しちゃっている可能性があるよね。
「俺はもうわかっているのに、お前たちはわかっていないだろう」と、無意識にそういう感じになっちゃう。
うんと無意識にはですがね。
だから、普通の社会の仕事の同じやり方と同じようにやろうとすると、いわゆるどちらかというと上下関係意識が強いと、ここではどうも浮いちゃいますよね。
例えば、いろんな問題意識を持っている人に「あなた何か問題あるでしょう」というと、それが余計な事になります。
私は、「問題ある人はいない。もし、あるとしたら全員だ」というのが私のやり方です。
(明日に続く)