「満月被せ」について、熱心な受講生から、佐藤先生に質問をされる場面をよく見ます。
今日は、佐藤先生が、満月被せについて語られていると思われる過去のやり取りの場面を、ご紹介したいと思います。
==============
例えばね、親にバチっとひっぱたかれてオイオイ泣いている方がいるとするでしょ?
それを「あなたのこと愛しているんだから」って言っちゃうと、相手の怒っている心の上に、あなたが乗っかっていくだけですから、相手は、二つの心になってくる可能性があるわけ。
だからなるべく本人が気づくように仕向けてあげることだと思います。
「あの~お母さんあなたのこと嫌いだと思う?」とか。
それに対して「嫌いだと思う」とか言っても「ほんとに嫌いなの?だったら何もしてくれなかった?」とか、問いかけてみる。
するとその人が「あ~そういえばこんなことやってくれたな」って。
その時「そうでしょ、それでも嫌いなのかなぁ」って、そんな風にやっていくことです。
そういう風にして気づかせるように持っていくことは可能ですよね。
そしたら自分の中でパッと気が付く可能性がありますよね。
だからなるべくそういうように持っていきましょう。
それは自分で気づいていく世界だから、
あくまでも人間は「自分の人生は、自分でやって自分で責任を持つ」ことが大切です。
自分で責任を取らなければならないわけです。
ここはものすごく大事なところなのです。
私がものすごくこだわっているのはそこなんです。
私は絶対そこをずらさないようにしている。
物凄く大事なところだから。
みなさん!いいですか、もう一度言いますよ。
真我は神でみんなは神でみんなは一つなんです。
だからほんとに悟ったら、上下はないわけです。
私と皆さんは同じであるし、すべての命は一つですから。
その絶対大前提の部分から捉えるんです!!
相手が何を言わんとしているかを引き出していく。
そしてその中から発見していくということの作業です。
今のその人の状況で一番的確な言葉を言って上げることが大事なんです。