ALSという病気は、難病中の難病といわれています。
国は、一人のALSという難病の方の介護費用に、人によっては月100万円近くの医療・介護負担をしています。
この難病の話を聞けば聞くほど、人間心には「なんて大変な病気なんだ」と思えます。
動くこともできない。ずっとベットで暮らすしかない。
呼吸も自力ではできないので、呼吸器の装着が必要。
口から食べることもできないので、栄養を胃に直接入れる。
24時間、誰かの手を借りなければ、生命を長らえることが出来ない。
頭ははっきりしているので、自分に起きている状況はしっかり理解できる。
ゆえに、かえって辛かったりするわけです。
生きていくだけで、たくさんのお金とたくさんの人の手を借りなければいけない。
そういう病の人の心は、いかほどかと想像さえできません。
さらには、この病気の患者さんの愛する家族に起きてくる状況の話も、人間心で聞けば、なんと大変なのだろうかと、そう聞こえてきます。
人間はどうしてもこの病の症状が少しでも緩和でいないのか。
どうしたら、病が治るのだろうか。
どうしたら、生命が長らえるのか。
そうなったら幸せにつながるのではないのか。と、そのように思ってしまいます。
しかし、佐藤康行先生は全く違う発想です。
佐藤先生の発想は、常に一貫しています。
「たとえ、肉体はどのような状況であろうが、幸せを感じるのは心です。
心が幸せになることは、今この瞬間から可能なのです」
「ALSを治すというより、ALSで幸せだとと思えることは可能です。
起きられない、動けないことによって、むしろ心はどこまでも自由になれます。
心で空を飛ぶことも可能です。
どこまでも喜びを感じることも可能です。
人の手を借りることによって、今まで気づかなかった、人の愛を感じることもできます」
「そのように喜びいっぱい、愛いっぱいになった時に、どのような事が起きるのか?
それを見ながらやっていきましょう」
人類で、いまだかつて、誰一人治ったことの無い病気。
原因も治療法もわからない病気。
人間知ではどうにもならない病が、真我に目覚めることによってどうなるのか!?
いよいよ佐藤先生のもとでスタートを切りました。